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ダイエットに挫折しそう!挫折しやすい人の特徴や対処法、ダイエット名言まで
月島もんもんM.Tsukishima
目次
隠す1:ダイエットに挫折したことある?
ダイエットにチャレンジしたことがある人のほとんどは、挫折した経験もあるのではないでしょうか。
運動をしようとジムに入会しても続かなかったり、食事制限を心に誓っても、何だかんだ言って抜け穴を作ってしまったり……。また一旦は目標体重まで落としても、リバウンドしてしまうこともあります。
ではそもそも、どうして挫折してしまうのでしょうか。そこを少し掘り下げてみましょう。
2:ダイエットに挫折しやすい人・ダイエットが続かない人の特徴5つ
まずはダイエットに挫折してしまう人の特徴についてご紹介します。挫折経験のある人にお話を聞いてきました。
(1)完璧主義
「計画を細かく立てすぎると、かえって続かない気がします。例えば、“1日これだけしかカロリーを摂取しない”って決めるとかえって難しい。食べるもののカロリーをすべてチェックしなくちゃならないので、それだけ手間もかかるんです。だから、そのうち面倒になって挫折するパターンが多い気がします」(Eさん・28歳女性)
やる前から綿密な計画を立ててしまうと、なかなかそれを実行するのは難しくなるもの。準備を整えたら、それで満足してしまうこともあります。
(2)変化に対応できない
「自分は“毎日ジョギングする”って決めてダイエットを始めたんですけど、3日目に雨が降ってジョギングに行けなかったんです。それでやる気がなくなってしまって、ダイエットに挫折。変化に対応できないと厳しいのかなって思います」(Oさん・29歳男性)
ダイエットを決意しても、雨が降ったり、熱が出てしまったりして、そこで習慣が途絶えてしまうと挫折してしまうことがあるようです。そういった部分にうまく対応できるかどうかも問われるところ。
(3)忙しい
「ダイエットをしている最中に、仕事が忙しくなって、それで面倒くさくなって挫折したことがあります。あまりにも忙しくて、ストレスで食べてしまったんです。ストレスに弱いと負けちゃうのかも」(Rさん・26歳女性)
忙しくなってダイエットに割く時間が取れなくなってしまったり、多忙のストレスから食に走ってしまうと挫折しがち。そのため、忙しくなったらダイエットのペースを落とすなどして、臨機応変な対応ができないと難しいでしょう。
(4)押しに弱い
「押しに弱い人はダメな気がします。会社の飲み会とかで、“今日ぐらいいいんじゃない?”って言ってくる人がいたり、“これおいしいよ”ってすすめてくる上司がいると、断れない。それで、“もういいや”ってなっちゃう」(Hさん・25歳女性)
断れない人や押しに弱い人も、ダイエットに挫折しがち。飲み会などの付き合いを断るか、出席しても「ダイエット中なので」と断るくらいの強い決意がないとダメですね。
(5)誘惑に弱い
「ダイエット始めようと思ったその10分後に、冷蔵庫を開けたらプリンが入っていたんです。それを見て、“明日からにしようかな”って食べちゃったことがあります。結局、挫折しました」(Wさん・22歳女性)
誘惑に弱いことも挫折しがちな要因のようです。スーパーに買い物に行ったら、ケーキが安売りしていてつい勝ってしまったなどのエピソードも多数聞かれました。誘惑に弱い人もダイエットは難しいのかも。
3:ダイエットが続かない原因3つ
今度は、ダイエットが続かない原因についてご紹介します。
(1)いきなり激しいダイエットをしてしまう
「最初から飛ばしても、かえってダイエットが続かなくなると思います。運動するにしても食事制限をするにしても、まずは徐々に体を慣らしていって、習慣をつくることから始めることが大切ですよね。最初から10km走るとかは、つらすぎてすぐに挫けますよ」(Wさん・28歳男性)
運動をしていなかった人がいきなり過度な運動を始めても体がついてこなかったり、故障して挫折してしまうことがあります。ダイエットを始めるときは、まずは習慣をつくるために、できることから始めるのが鉄則です。
(2)ルールが多い
「ダイエットをする場合、いろいろと自分にルールを設けると思うんです。カロリー制限したり、カロリー消費の目標を決めたり。そのルールが多いと、挫折しがちになるかと……。なるべくならルールは少ないほうが続きやすいですよね」(Iさん・27歳女性)
ルールが多いとそれを守るだけでも大変。そのため、大雑把なルールをひとつ設けるのがコツだという人も。しかし、あまりにも適当だと、ダイエットの意味がなくなってしまうので、ルールづくりだけはしっかりと行ったほうがいいかもしれません。
(3)自宅で始める
「自宅で簡単に始められるような習慣づくりは、かえって続かない気がします。フィットネスジムに入会したり、ヨガ教室に通ったりして、習いごとのようにしたほうが、自分では続きました」(Rさん・26歳女性)
自宅での筋トレや夜のジョギングなど、簡単に始められるものは、自己管理をしっかり行わないと続かないもの。雨が降っただけで挫折していまいます。習いごととして、ちゃんとコストを支払って始めたことなら、予約をしたなら行かなくてはいけません。それが続く秘訣というわけです。
4:ダイエットに挫折しそうなときの対処法3つ
挫折をしてしまう原因をご紹介しましたが、今度は挫折してしまいそうなときの対処法をご紹介します。
(1)体重を記録する
「自分は挫折しそうになったときに、過去のダイエット記録をチェックしました。今だとスマートウォッチでトレーニングの管理ができたり、体重計と連携させて、毎日の体重がアプリに記録されたりするので、ダイエットの成果を簡単にチェックできますから。その記録を見ると、“ここでやめるのはもったいないな”ってなります」(Aさん・29歳男性)
ダイエットを始めようと思うなら、フィットネスアプリを使うのもひとつの方法。ちなみに筆者も、スマートウォッチを活用しています。ジョギングのコースが記録されて、何km走ったかもひと目でわかるのでおすすめですよ。
(2)チートデイをつくる
「ダイエットをずっと続けていると、体重が落ちなくなってくることがあると思うんです。自分はよくそこで挫折してしまってました。それを乗り越えるために、わざと思いっきり食べる日を設けてるんです。そうすると、停滞期を乗り切ることができる」(Yさん・27歳男性)
トレーニングをしている人にとって「チートデイ」は有名でしょう。適正頻度は体脂肪によって変動します。そのため、自分がどれくらいの体脂肪率なのか、その体脂肪率の適正頻度はどれくらいか、しっかりと調べて行う必要があります。
(3)リカバリー方法を決めておく
「習慣ってストップすると、そこから崩れていくもの。なので、ストップしてしまったときはどうするか、そのリカバリー方法を決めておくっていうのは大事」(Tさん・27歳男性)
挫折してしまうポイントは習慣がストップしてしまう瞬間。挫折したつもりがなくても、いつの間にか挫折していた経験のある人もいるはず。そこで、習慣がストップしてしまう場合は、どうするかを予め決めておくといいでしょう。たとえば、雨でジョギングできないなら、自宅で筋トレするとか。
5:ダイエットに挫折しそうなとき思い出したい名言
それでは今度は、挫折そうな人に送る名言をご紹介します。挫折しそうになったらこの言葉を思い出してみてください。きっと乗り越えられるはずです。しっかりと心に刻んでください。
明日やろうはバカヤロー!
山下智久さんと長澤まさみさんが主演したドラマ『プロポーズ大作戦』でフィーチャーされた言葉でもありますね。先送りすると後悔が残るよ……というメッセージがひしひしと伝わってきます。「ダイエットは明日から」なんていう言い訳をしそうな自分を、この言葉が律してくれるでしょう。
6:まとめ
ダイエットに限らず、習慣をつくることは難しいもの。生活の一部として定着するまでに時間がかかるため、思うようにいかないことも多いでしょう。
ただし、一度挫折した方法と同じやり方を行っても、また挫折してしまいます。なので、常に新しいやり方を模索しながら挑戦してみることをおすすめします。