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潜在意識でお金を引き寄せるってどういうこと?今すぐお金持ちになる方法
月島もんもんM.Tsukishima
1:潜在意識意識でお金を引き寄せたい!
(1)潜在意識とは?
そもそも、潜在意識とはどういうものなのでしょうか。辞書でその意味を調べてみました。
せんざい‐いしき【潜在意識】
精神分析などで、活動はしているが自覚されない意識。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
氷山を頭の中で想像すると、わかりやすいかもしれません。自分で自覚できる意識の境界が海面だとすると、海面から顔を出している部分が自覚している意識である「顕在意識」で、海の中に隠れている部分が「潜在意識」。
氷山も海に隠れている部分のほうが多いと言われているように、顕在意識よりも、潜在意識のほうが多いと言われているようです。
(2)潜在意識でお金を引き寄せるってどういうこと?
それでは、潜在意識でお金を引き寄せるとはどういうことなのでしょうか。占い師の草薙つむぐさんにお話をうかがってみました。
草薙:「引き寄せの法則」と言われるものを聞いたことがある人もいるでしょう。人の行動というのは、意識が作り出したもの。例えば、人は考えていないことすることはできません。それは願望なども同じ。目標を持つからこそ、それを達成することができます。
極端なことを言えば、お金が欲しいなら、お金のことを考えていれば、いつかお金持ちになれるよ、ということです。しかし、願えば叶うというのは極端な例。なので、どうすれば引き寄せられるのかを具体的にご紹介しましょう。
2:潜在意識でお金を引き寄せる?今すぐできる方法5つ
それでは実際に、潜在意識でどのようにお金を引き寄せるのか、詳しくご紹介します。草薙つむぐさん、引き続きよろしくお願いいたします。
(1)お金にどんなイメージを持っているかを知る
草薙:お金に対してどのようなイメージを持っていますか? お金に「欲望」というイメージを持っていたり、お金儲けを「がめついもの」と考える人もいるはず。まずはそれらをポジティブなイメージに変えていきましょう。
例えば、「あの人、なんか嫌い」と思った相手を無意識に避けてしまった経験はありませんか? お金にも同じことがいえます。ネガティブなイメージを持っていると、無意識のうちに遠ざけてしまうのです。まずは、「お金=自由」と考えるといいかもしれません。
(2)どうしてお金が欲しいのか
草薙:次はどうしてお金が欲しいのかを意識してみましょう。これはお金の必要性を認識する行為です。例えば目の前にひとり分のごはんがあったとして、食べなくてもいい人、食べたい人、食べなくては死んでしまう人がいた場合、そのごはんは最終的に、食べなくては死んでしまう人が手にするはず。
これは、お金がどれだけ必要かによって、どこまで努力できるかが無意識に決まってしまうからです。
お金を引き寄せられる人は、2種類に分かれます。お金のためならどんな努力でもできる人か、お金を稼ぐ行為自体が好きな人(仕事が好きな人)です。前者の人は無意識にお金のための努力をし始め、後者の人は、仕事が好きなために、意識しなくても自然とお金が貯まっていくというわけです。
(3)言葉にする
草薙:お金を手に入れるためには、「お金を稼ぐ」と言葉にすることも重要です。言葉にすることで自己暗示がかかり、無意識にお金を稼ぐ行動を取り始めます。日常の些細な選択でも、楽なほうを選ぶのではなく、よりお金を稼ぐ可能性が高いことを選択し始めるというわけです。
他にも、「お金を稼ぐ」と口にすることで、それを聞いた人から協力してもらえることもあります。「自分の知り合いにこういう人がいるから紹介してあげようか?」と人脈が広がったり、仕事を紹介してもらえたりすることもあるでしょう。口に出すことで、少しずつ環境が変わっていくというわけです。
細かいことですが「お金が欲しい」というセリフは他力本願な印象を与えるため、「お金を稼ぎたい」と言い切るほうがいいでしょう。
(4)行動する
草薙:「お金を稼ぐ」と口に出して決意を言葉にできたら、今度は行動を起こしていきましょう。引き寄せの法則は「願うだけで叶えられる」と勘違いされていることが多いですが、そもそも行動が伴わない願いというものは、大した願いではありません。大した願いではないなら、叶わなくても当然です。
例えば「本当に手に入れたいもの」があったり、「本当にやりたいこと」があるなら、誰に何を言われる前にそれがやりたくてしょうがないはず。
そして行動を起こしていくと、無意識のうちに今まではできなかったような行動を起こせるようになっていきます。
「夢にまで見る」くらいまでお金のことを考え続けて行動し続ければ、あなたのもとにお金がやってくるはずです。
(5)お金持ちの真似をする
草薙:成功者の真似してみてもいいでしょう。お金持ちはお金の稼ぎ方を知っているから、お金持ちなわけです。その人が習慣にしていること、他人に対して行っていること、コミュニケーションの方法、仕事のやり方など、さまざまなことを分析して、真似をしていきましょう。
例えば、「お財布は3年で変える」ことを心がけている社長を知っていますが、その人は「汚い財布を使っていると、お金を大切にしない人、お金にだらしない人と思われる。そういう人に大金が動くようなお仕事は任せたくないでしょ」と言っていました。
3:潜在意識でお金を引き寄せた体験談3つ
今度は潜在意識でお金を引き寄せた体験談をご紹介します。居酒屋などで知り合った人にお話を聞いてきました。
(1)小さなことからコツコツと
「僕は昔からお金が好きで、学生のころからアルバイトを掛け持ちしたり、友達と飲みに行くよりもお金を稼ぐための本を読んだりしていました。何の人脈もなかったのですが、そのうちに、会社の経営者や一流企業の部長さんなど、すごい肩書きの人と知り合うことができて、その人たちからアドバイスをもらうことができました。今では自分で会社を経営しています」(Mさん・31歳男性)
(2)奇跡が起きた
「お金は、もらえるなら欲しいですよね。だから、毎回宝くじを買って、枕の下に置いて毎晩“当たれ当たれ”って念じながら寝ていたんです。そしたら、100万円の宝くじが当たりました!」(Mさん・36歳女性)
(3)お金がないが口癖
「昔はお金がなくて、“金欠”とか“お金がない”が口癖だったんです。でも、それじゃあいつまでたってもお金が貯まらないと思って、心だけは貧乏にならないようにしようと、お金に感謝するようにしたんです。お金は苦労の源だと思っていたのですが、感謝するようになってからは、人のためにお金を使えるようになって、それでお金が回り始めました」(Uさん・36歳女性)
4:潜在意識を変えるにはまず顕在意識から
潜在意識は自覚できない部分。だからこそ、そこを変えるのはなかなか難しいもの。しかし、「お金を稼ぐ」と決意し、毎日の行動を意識し始めたときから、少しずつ潜在意識も変わっていくようです。それによって、自分が意識していなかった部分の行動も変わっていくそう。ぜひ参考にしてみてください。
【取材協力】
草薙つむぐ・・・書店員の経験から今までに触れた映画や小説などは1000タイトル以上。またスポーツ選手から芸能人まで幅広い人脈を持ち、恋愛コラムニストからも恋愛相談を受けた経験を持つ。手相占い師としても活躍中。