掲載
異性の自慰行為とはどんなもの?男女では異なる感覚を明らかにしてみた
大山奏K.Ohyama
目次
隠す1:自慰行為とは?悪いことなの?
まずは、自慰行為の正しい意味から見ていきましょう。
じ‐い【自慰】
1 自ら慰めて安心すること。
2 自分の性器を自分で刺激して性欲を満たすこと。手淫。自涜 (じとく) 。マスターベーション。オナニー。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
性欲がある人間にとって、自慰行為をするのは自然なことです。ただし、性に関することは基本的には他人に話しづらいため、自分のしていることが悪いことなのかな……と不安になったり、やり方や頻度について「変なんじゃないか?」と思ったりしてしまう人もいるようです。
社会生活がおろそかになったり、他人に迷惑をかけたりしない範囲の自慰行為は、悪いこととは言えないでしょう。
2:男女における自慰行為の大きな差4つ
男女では自慰行為にどんな違いがあるのでしょうか? 筆者の周囲の男女にリサーチした結果をもとに差を紹介します。
(1)頻度
いちばんの差は、自慰行為をする頻度。もちろん個人差はありますが、男性は自慰行為を毎日している人もたくさんいますし、2~3日に1回くらいしていても普通のようです。
女性はというと、毎日という人は珍しく、週に1回から月に1回程度と、比較的少ないことが多いです。
(2)イク回数
続いての差は一度の自慰行為でイク回数です。これは体のつくりの差でもありますが、男性は基本的に1回イケば満足する人が多いです。
女性も同じように、1回で満足する人もいるようですが、頻度は少ないけれどしたくなったときには何度もイクまでするという人も多いようです。
(3)オカズ
興奮するための道具、いわゆるオカズにも男女差がありそうです。男性はAVなど直接的に性的行為をしている映像などをオカズにする場合が多いですが、女性の場合は必ずしもそうではありません。
最近では女性向けAVなども増えてきましたが、女性は好きな人や恋人、憧れの人との関係を思い浮かべて自慰にふけることが多いようです。
(4)1回にかける時間
聞いた話によると、1回の自慰にかける時間は、男性よりも女性のほうが長いことが多いようです。もちろんそれはイク回数にも比例しているのでしょうが、女性は性器以外を触ってじわじわと快感を高めてからでないと、満足できるほど感じられない人が多いからかもしれません。
3:あるあるでわかる!男性の自慰行為とはどんなもの?3つ
ここからは男女それぞれの自慰行為とはどんなものなのかをリサーチしてみました。
(1)三大欲求のひとつ
「食欲、睡眠欲とあわせて、性欲は三大欲求のひとつ。だから、毎日やりたくなって当たり前でしょ。とりあえずやらないと、体が苦しいと感じるんです」(Kさん・35歳男性)
(2)自分を正常に保つためのもの
「例えば、電車で胸の大きな人を見ちゃうと、その人の顔が好みじゃなくても体が反応しちゃうんです。だからって、いきなり触ったり襲ったら犯罪ですから、絶対にしません。でも一度沸き上がった欲求は抑えるのが大変……。いうなれば、自分を正常に保つためにやっているともいえます」(Hさん・29歳)
(3)手持ち無沙汰だから
「別に特別欲求を感じてなくても、なんとなく触って、やっちゃってることもあります。それくらい日常的な行為です。テレビ見ながら“ちょっとやっとくか”みたいな(笑)」(Wさん・33歳)
4:女性のひとりエッチあるある!女性の自慰行為とはどんなもの?3つ
では女性のひとりエッチあるあるから、女性の自慰行為についても考察してみましょう。
(1)彼氏と会えない寂しさを…
「彼氏など、愛しい人がいるのに、なかなか会えなくて寂しいと感じたとき、自分の体を触って慰めます。イクかどうかは重要ではなくて、誰かの体温を感じたいって気持ちを満たすものかなと思います」(Iさん・29歳)
(2)クリの快感がやみつき
「エッチではクリイキの快感を得られないことが多いので、恋人がいてもクリオナを定期的にしちゃいます。だって、気持ちいいから。小さいころにその気持ち良さに気づいてしまってから、定期的に“あれが欲しい!”って思ってやるようになりました」(Gさん・28歳)
(3)リラックス
「男の人って、朝起きてすぐ仕事に行く前にちゃちゃっとひとりエッチしてから行くこともあるって聞きますが、女性の場合、少なくとも私の場合は、リラックスするためにすることなので、それは難しいですね。後に予定があるって思うとゆっくり楽しめないし。寝る前にひとりで時間をかけてやって、そのまま眠ると睡眠の質も上がります」(Oさん・27歳)
5:自慰行為は悪いことじゃない
人によって自慰行為をする理由はさまざまでしょうが、気持ち良くなって心も体も健康でいられるならそれがいちばん。ハマりすぎて休日を1日潰しちゃったり、夜更かしして翌朝寝坊したりしないようにだけ気をつけてくださいね!