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馬が合わないけど何とかするしかない!馬が合わない人とうまく付き合う方法

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:馬が合わないの意味は?そりが合わないとは違う?

日常的な会話でも使われる「馬が合わない」という日本語。辞書でその意味を調べてみると、“馬が合わない”ではなく“馬が合う”についての説明が載っていました。

馬(うま)が合・う

気がよく合う。意気投合する。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

つまりその反対語である「馬が合わない」は、「気が合わない」「意気投合できない」などの意味になります。

また似た言葉である「そり(反り)が合わない」という言葉がありますよね。この「反り」とは、

そり【反り】

(刀身と鞘 (さや) との関係から、「そりが合う」「そりを合わせる」などの形で用いる)人の性向や、世の風潮。また、それとの相性。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

であり、刀とそれを収める鞘の関係から来ている言葉なのです。

「馬が合わない」と「反りが合わない」、どちらとも「気が合わない」「性格が合わない」といったニュアンスで用いられるという点では、似た言葉と言えるでしょう。

 

2:実は自分に似てるから?特定の人と馬が合わない理由3つ

「あの人とは馬が合わないなぁ」と感じる場合、それは感覚的なものではなく、明確な理由が潜んでいるケースも少なくありません。よく挙げられる理由を紹介します。

(1)価値観が異なる

価値観が大幅に異なる相手に対しては、会話でも行動でも違和感を抱く人は多いでしょう。接触をするたびに「自分と感覚が違いすぎる!」となれば、居心地の悪さから「馬が合わない」と思ってしまっても無理はありません。

(2)実は自分とそっくりだから

自分と似すぎている相手に対しても、嫌悪感や苦手意識を抱く人は珍しくありません。「あの人と一緒にいると、居心地が悪い」「イライラしっぱなし」など、何か不快な感覚がある場合、その背景には“似た者同士”である場合も挙げられます。

(3)環境が異なるから

置かれている環境が異なる場合も、馬が合わない原因のひとつとなり得るでしょう。同じ会社などでも、異なる部署でまったく違う環境で仕事をしている場合や、友人同士でも、既婚未婚などで双方のライフスタイルが異なっている場合、当然のごとく考え方や行動パターンにも違いが生まれます。そのため、ちょっとしたことでも居心地が悪かったり、疲労感を感じることがあるかもしれません。

 

3:職場の「馬が合わない」人とうまく付き合う方法5つ

職場に馬が合わないと感じる人がいると、人間関係に悩みますよね。そこで、職場にいる馬が合わない相手とうまく付き合っていく方法を紹介します。

(1)一定の距離を保つ

職場の同僚である以上、まったく関わらない関係性になるのは難しいもの。ですが、一定の距離を保つのならば、自分の意思だけでコントロールできます。

仕事の話以上の絡みは持たない、仕事でも接点を最小限に抑えるなど、自分が不快にならない程度の距離感をキープするといいでしょう。

(2)プライベートな話はしない

馬が合わないと感じる相手にプライベートに言及されると、腹が立つという人は多いでしょう。そのため、「この人とは合わない」と感じた相手には、自分のプライベートを明かさないことも対策になります。

(3)1対1で絡む場面を減らす

相性が悪い相手と1対1で絡むと、逃げ場がなくて、余計にイライラや不快感が募ることが予想されます。仕事でどうしても絡まなくてはならない相手でも、できるだけ1対1ではなく、複数でやり取りするように心がけることで自己防衛策となるでしょう。

(4)気にしない

職場の人間関係というの、なかなか自分で選べないもの。そのため「相性が悪い」と感じる人がひとりやふたりいても、不思議ではありません。

「馬が合わない」と感じる相手がいたとしても、その人の存在を気にしない心がけも、自分の心の平穏を保つための工夫かもしれません。

(5)自分から接点を持たない

コミュニケーションをとるだけで不快になるような相手とは、自分から接点を持たないように意識するのも大事です。

「上司だから」「怖いお局だから」といった立場的な理由で、無理におべっかを使おうとしても、疲れてしまうだけ。「馬が合わない」と感じる相手がどんな立場であれ、必要以上に接点を持たないように気をつけるほうがいいでしょう。

 

4:「馬が合わない相手」は恋愛の場面でもいる

「なんとなく馬が合わない」と感じる相手は、恋愛シーンでもたびたび登場します。「紹介されたけど、ちょっと違う」「付き合ってみたら感性が違いすぎて」など、相手ときちんと向き合ってみたら、相性の悪さに気づく場合もありますよね。

馬が合わないと感じる相手に無理に自分を合わせるのはストレスのもと。恋愛でもビジネスシーンでも、そんなふうに感じる相手とは必要以上に仲を深めないことが賢明と言えるでしょう。