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プライドを捨てるには?プライドが高い人がプライドを捨てる方法

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:プライドを捨てるにはどうすればいい?

そもそもプライドとはなにかを考えたとき、それは日本語で「誇り」とか「自尊心」とか「自負心」とよばれたりします。「自負心」とは、自分の才能や仕事について自信をもち、誇りに思う心のことです。

自分の才能や仕事について自信をもって、誇りに思うこと自体は、悪いことではありません。自信がある人は、一緒に仕事をするにあたっても信用できそうな気がしますよね。

ですが、あまりにプライドが高すぎると「そんな仕事では、私の才能がもったいない」といった感じで仕事を引き受けてくれないという場合も……。こうなってしまうと、周囲の評判も悪くなり、良いことありません。そう考えたら、高すぎるプライドは捨てたほうがいいでしょう。

では、プライドを上手に捨てるにはどうすればいいのでしょうか。

 

2:プライドは捨てるほうが得なの?プライドが高すぎることのデメリット3つ

そもそもプライドが高すぎることのデメリットは、どんなことが考えられるのでしょうか。

(1)自分の非を認められない

プライドが高い人が自分のことを完璧だと思っているということは、すでに紹介しました。つまり、自分は常に完璧でいないといけないと考えているため、仮に自分が失敗をしても、非を認めづらいという特徴があります。

その結果、失敗や問題を隠蔽したり、言い訳して逃げようとして、より問題が大きくなったり、複雑化してしまったりということがあるでしょう。

(2)勝ち負けだと考えている

プライドが高い人は、自分がいちばんじゃないと気がすみません。つまり、物事をいつも勝負だと考えてしまいがちです。チームで協力して取り組んだほうが早く終わるし、より高い精度で仕事ができるとわかっていても、助けや協力を求めるということをしないのです。結果的に、周囲に迷惑をかけてしまう場合もあります。

(3)融通が利かない

プライドが高い人は、過去の成功体験がある場合が多く、新しいことに挑戦したり、受け入れたりすることが苦手な場合が多いです。言い換えるならば、固定観念やエゴが強いため、周囲に合わせようとすることが少ないでしょう。

 

3:プライドが高すぎる人がプライドを捨てる方法3つ

では、ここでプライドが高すぎる人がプライドを捨てる方法について、考えていきましょう。

(1)自分は完璧でないことを受け入れる

プライドが高い人は、自分はなんでもできると思いがちです。つまり、自分は完璧だと思い込んでいます。ですが、世の中に完璧な人なんていませんよね。プライドを捨てる第1歩は、自分は完璧じゃないということを受け入れるところにあります。

(2)ダメなところを認める

自分は完璧ではないと受け入れた次には、何が完璧ではないのか、つまり自分のダメなところを受け入れるようにしましょう。完璧主義や上昇志向が強い人たちは、そもそも「完璧ではないこと」を受け入れることをしずらいかもしれません。ですが、ダメなところは何かしらあるはずです。しっかりと自分のダメなところを受け入れるようにしましょう。

(3)失敗を恐れずに挑戦する

実は、プライドが高い人は、失敗を怖がっていたり、新しいことに挑戦することが苦手だったりします。「そんな仕事は、私の才能がもったいない」といった感じで仕事を引き受けてくれない場合、じつは「失敗するのが怖い」という言い訳で逃げている場合も珍しくありません。失敗を恐れず、新しいこと、自分があまり得意ではないことでも挑戦するようにしましょう。

 

4:プライドを捨てる勇気が持てる!自分の殻を破るための名言3つ

それでは、最後にプライドを捨てたいという人に贈る、自分の殻を破るための名言を紹介します。

(1)自分にないものを持っている人と出会うことが成長につながる

2018年ノーベル生理学・医学賞受賞した本庶佑氏の言葉です。人間は日々成長するもの。自分が変われないということはないんです。むしろ、変わりたくなくても変わってしまうのが人間です。そうして、いい方向に変わっていくためには、自分にないものを持っている人と出会うことが必要なんです。

(2)夢や希望を語るのは思っているだけ。それを目的に変えなければ達成できない

「小野田少尉」として知られる小野田寛郎氏の言葉です。第二次世界大戦終結から約30年後に、フィリピンから日本へ戻ってきた軍人さんといえば、若い人もなんとなく知っているかもしれませんね。

理想ばかりを語って、行動に移せていなかった人が聞けば、きっとハッとする言葉。自分の殻を破るきっかけになりそうです。

(3)新しいことにチャレンジしなさい

「新しいことにチャレンジしなさい。恐れてはだめ。居心地のいい場所から抜け出して、高く舞い上がること」というのは、第44代アメリカ合衆国大統領バラク・オバマの妻、ミシェル・オバマの言葉です。まさに、自分の殻を破るための名言ですよね。

 

5:まとめ

プライド自体は悪いものではありません。ですが、高すぎるプライドは変化を嫌い、自分の成長を阻害します。ほどほどのプライドがいちばんだと筆者は思います。