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珍しい仕事5選!正社員もある面白くて変わった仕事一覧

槻谷岳大

槻谷岳大T.Tsukitani

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目次

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1:面白い仕事がしたい!

新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』を観ましたか? 著者も公開後すぐに観て、その世界観に浸りました。ネタバレにならないようにしか書けませんが、物語は故郷の離島を家出をして、東京でアルバイトを探す16歳の高校生が、祈ることで天気を晴れにできる少女と出会い、「晴れ女ビジネス」という前代未聞の仕事を始めることから広がっていきます。

仕事というのは、人生を豊かする要素のひとつ。この主人公たちのように、絶対に自分以外の誰もできないような仕事を見つけられたなら、最高に幸せでしょう。

映画の中だけでなく、現実世界で一般公募されている仕事の中でも、探してみると、けっこう珍しかったり、やっている人と会ったことがなかったりというような面白い仕事があるものです。今回は、その一部をご紹介します。

 

2:面白い仕事がしたい人におすすめの変わった仕事5つ

以下に、インターネット上で募集がされていた求人の中で、筆者が面白いと思ったものの一部をご紹介します。

(1)覆面調査モニター

覆面調査モニターとは、利用客を装って指定の店に入り、サービスの質などを調査するお仕事です。探偵気分での調査が興味深い仕事である反面、注文するサービス費用と報酬(固定額で3,000円~8,000円が相場)とのバランスを考えて、自分の収入がいくらになるかなどを冷静に計算する必要があるようです。

(2)官能小説を声に出して読む「朗読ガール」

声フェチの依頼人に向けて、官能小説を朗読し報酬を得るお仕事。女性限定で、時給は3,000円~1万円。作品のエロさの度合いや本人のスキルによって、報酬は高くなるようです。

(3)愛する人への「告白代行」

「好きな人に気持ちを打ち明けたいけれど、どうしても勇気が出ない……」というシャイすぎる依頼人に代わって、告白の代行を請け負う仕事です。報酬の相場は、1回あたり2万円~5万円ほどと高額。さらに成功報酬がプラスされる場合もあるようです。

(4)遺跡発掘

トレジャーハンターの気分で稼げる、遺跡の発掘現場のお仕事です。穴を掘り、土をかき出し、土器や石器などを発掘するお手伝いがその業務内容。報酬の相場は日当で7,000円前後。歴史好きにはたまらないお仕事かもしれませんね。

(5)トラップガールorトラップボーイ

ターゲットに自然に近づき、疑似恋愛や疑似友情を育みながら、依頼人の意向に沿う状況に持っていって、ターゲットの本心を引き出すという、俳優兼探偵のようなお仕事です。演技力や機転の利くコミュニケーション能力が求められますが、報酬は1件あたり30万円以上など、かなりの高収入が見込めるお仕事です。

 

3:正社員の求人が珍しい仕事3つ

ここまでご紹介した仕事はアルバイトが中心のものでしたが、面白い仕事の中には、正社員を募集しているものもあります。ここからは、正社員募集がある面白い仕事を3つご紹介します。

(1)ラフティング・キャニオニングガイド

大自然の中を川を下っていくラフティングやキャニオニングで、お客さまにガイドをするのを仕事にすることができます。「アウトドアが大好き!」 「スポーツが大好き!」という人にはもってこいのお仕事ですよね。人に楽しんでもらいながら、自分自身も大自然を満喫できる仕事です。月給は25万円~50万円のようです。

(2)ゲームやアプリのテストスタッフ

新規開発された、まだ発売前のゲームやアプリなどを実際にプレイしながら、バグの有無などをチェックするお仕事です。まだ世に出ていない「最新製品」を、世界でいちばんに試せるワクワク感があるでしょう。仕事の合間にもスマホでゲームをしてしまうような人は、その趣味を仕事にできるかもしれませんよ。こちらは年収として、25歳入社3年目だと380万円、28歳入社6年目だと470万円くらいのようです。

(3)ウェディングドレスコーディネーター

人生でいちばんともいえる晴れ舞台を、自分の感性で彩ることができる、重要かつインタレストという意味で面白いお仕事です。結婚式の前から新郎新婦の希望や好みを伺い、当日に向けてのドレス・和装・タキシード・アクセサリーや靴などを、海外からバイイングした最高級の品々からトータルコーディネートしていきます。

お客さまのこだわりを実現し、心から満足してもらえる最善の提案をしていくという喜びはプライスレスでしょう! 月給は18万円~35万円と、かなり幅があるようです。

 

4:まとめ

たった一度の人生を送るうえで、仕事というのは重要な要素のひとつ。他の人にはなかなかマネのできない仕事を見つけ、唯一無二の「世界」を見つけられたとしたら、楽しい人生といえるのではないでしょうか。

そう、あの 『天気の子』 の主人公たちのように……。