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おとなしい人の特徴と心理をリサーチ!モテる理由も解明

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

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目次

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1:おとなしい人って控え目でいいよね

控えめな性格で、自己主張をあまりしない、おとなしいタイプの人。しかし、人の話をしっかり聞いたり、いつもひっそりと側にいてくれるような安心感から、おとなしい人が好きな人も多くいます。

そこで今回『Menjoy!』では、20~30代の男性255名と女性348名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「おとなしい人は好きですか?」という質問をしてみました。

男性255名のアンケート結果は以下のとおりです。

好き・・・233人(91.4%)

嫌い・・・22人(8.6%)

続いて、女性348名のアンケート結果は以下のとおりです。

好き・・・165人(47.4%)

嫌い・・・183人(52.6%)

男性は、その多くがおとなしい人を「好き」と答えたのに対して、女性は「嫌い」と答えた人のほうが多い結果となりました。女性と男性によって、おとなしい人の定義や印象が違うのかもしれませんね。男性は淡白なコミュニケーションを好む人も多く、おとなしい人のことを好意的に受け入れやすいのかもしれません。

 

2:おとなしい人は魅力的!特徴7つ

おとなしい人の魅力はどこにあるのでしょうか。その魅力についてリサーチしてみました。

(1)仕事は真面目にこなす

「おとなしい人って、口数が少なく、周囲の人に頼ることも少ないから、ひとりで黙々と仕事をするイメージがあります。でもムダ口を叩かずに、自分の仕事をしっかりとこなす姿勢を見ると、“根はいい人なんだろうな”と興味をそそられるポイントになります」(Nさん・35歳女性/看護師)

(2)人にベタベタしない

「僕は人とベタベタする、馴れ合いの関係が嫌いです。おとなしい人は、人との距離が近くないし、個人的な事情を探ることをしないので、一緒にいて気が楽。当たり障りない世間話をするだけのコミュニケーションって、疲れないですよね」(Sさん・26歳男性/インストラクター)

(3)周りに流されない

「周りに流されない、マイペースなおとなしい人を見ると、自分らしさを大事にしている感じがして、かっこよく感じます。周囲の噂話にも流されないから、安心して話すことができます。その一匹狼な様子に信頼すら感じますね」(Aさん・29歳女性/医師)

(4)信用できる

「人をネタにして場を盛り上げる人は、あんまり好きじゃないし、いろいろな人と調子良くベラベラ喋っている姿を見ちゃうと、なんとなく八方美人な印象を持つことも。もともとおとなしくて、いつも口数が少ない人なら“内緒ね”と口止めしたことは、ちゃんと言わないでいてくれそう」(Uさん・23歳女性/介護士)

(5)相手の話をきちんと聞く

「とにかく僕は自分の話を聞いてほしいので、相手も同じくらい喋る人だと、物足りないんです。ストレスが溜まっているときは、ただ自分の話をしたいだけのときもあって、そこに意見は求めていないんですよ。おとなしい人は、僕の話を黙って聞いてくれるので好きです」(Kさん・34歳男性/保育士)

(6)誰にでも平等

「おとなしい人は、自分のことを誰かに話そうとしないし、あまり人に関心がなさそうなイメージがありますね。誰にでも平等に接している様子は、見ていて気持ちがいいです。人間的な器も大きいと思います」(Hさん・20歳男性/大学生)

(7)無難な性格

「おとなしい人は、自分の個性を主張してこないので、そもそもどういう性格なのか、それほどわからないし、でもそれが嫌じゃないかな。その場に合った無難な対応をいつでもしているので、周りも難癖をつけたくならないのだと思います」(Kさん・41歳女性/フリーランス)

 

3:おとなしい人ってどうしてそうなの?その心理3つ

実際、おとなしい人って、どうしておとなしいのでしょうか。おとなしいと言われることが多いという人たちに実際に話を聞いてみました。

(1)人の話を聞くほうが好き

「私はこれといった趣味もないし、平凡に毎日を送れればいいと思うので、いつも決まったルーティンがあるんです。だから、特に話すこともないし、目立つこともしません。

話すことも上手でないし、考えていることを言葉にするのが苦手なので、どちらかというと、行動派な人たちの経験談を聞いたりするほうが楽しくて好きですね。別におとなしいからといって殻に閉じこもっているわけでもなく、賑やかなのは嫌いではありません。居酒屋とかにもよく行きますよ」(Uさん・31歳女性/アパレル)

(2)人にどう思われるかが怖い

「人と話しているとき、思うところはいろいろありますが、それを“どう伝えよう?”と悩んでいる間に、会話が終わってしまうんです(笑)。黙っていたり、自分に与えられた仕事だけをしていたりすれば、誤解されることはないと思うので、おとなしい人を演じています。内心はいろいろなことを考えていますよ」(Iさん・29歳女性/経理)

(3)あまり他人に興味がない

「あまり他人に興味がありません。高校生のときも周りの女の子たちは、みんな恋バナで盛り上がってましたけど、自分に関係する話じゃないので、スルーしていました。人の話で、そこまで盛り上がらないんですよね。だから、あまりハイテンションで会話をすることがないです(笑)」(Mさん・21歳女性/大学生)

 

4:おとなしい人って言われるためのポイント5つ

さきほどのアンケートで男性人気が高かったこともあり、おとなしい人と思われたい人もいるかもしれません。どうしたら、そういう印象を持たれるのでしょうか。

(1)余計なことを言わない

 

人にとっては、おせっかいに感じてしまう言葉や行動も多くあります。おとなしい人というのは余計なことは言わないので、「うっとうしい」と感じさせない適度な距離感を保つのが上手。相槌を打ったり、相手が求めるタイミングで自分の発言を行うために、聡明な印象を受けるでしょう。

(2)声のボリュームは控えめに

声のボリュームを控えめにしましょう。言っていることは正論でも、声のボリュームが大きければ、その場の雰囲気を乱してしまう可能性もあります。おとなしい人は相手に十分聞き取れる声のボリュームで話すことで、手を叩いて笑ったりすることはありません。そのため、悪目立ちすることはないのです。

(3)相手の気持ちを尊重する

相手の発言や気持ちを理解することに重点を置くので、相手の本音を引き出すのに長けているのもおとなしい人の特徴でしょう。相手がどう思うかということに配慮した言葉選びは、コミュニケーションをとるのに必要なスキル。会話をしながら相手のことを思うやることができるので「頭の回転が早い」とも言えそうです。

(4)ファッションは清楚を意識する

おとなしい人が好かれるのは、良くも悪くも無難な振る舞いができるからでしょう。個性的ではないからこそ、周りの安心感を得ることができます。外見も同様。奇抜なヘアスタイルやファッションだと「この人はどういう人なのだろう」と身構えてしまうこともあるでしょう。老若男女に受け入れられるファッションを選ぶのが、おとなしい人の特徴でしょう。

(5)損得勘定で動かない

損得勘定で動かないからこそ、おとなしい人の性格が際立ちます。恩着せがましくないアシストで、相手の信用を得ていくのが上手な人とも言えるかもしれません。自然な振る舞いで相手が喜ぶ対応ができますし、それを鼻にかけることもしません。誰にでも親切にすること、ひいきをしないことを目標に、おとなしい人を目指してみてください。

 

5:おとなしい人が嫌いな人は少ない

おとなしい人は、自己主張を控え周りの話に耳を傾けるところがあります。感情のままにきつい言葉を述べたり、自分の不快感を表情に表すこともないでしょう。

そんな協調性に長けたおとなしい人は、まさに縁の下の力もち的な存在感。それに周囲が好印象をもつのではないかと、筆者は思います。