大器晩成型とは?人生でも遅咲きの大器晩成タイプの人の特徴7つ

大器晩成という言葉が示すように、すぐに結果を出し、成功を収める早咲きの人もいれば、思うような結果がすぐには出なくても、時間をかけて着実に成果を上げていく遅咲きの人もいます。今、成功していないからといって、諦めてはいけません。将来に光り輝くダイアの原石なのかもしれないのですから。そこで今回は、大器晩成型の人の特徴をまとめました。
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1:大器晩成型とは?

まずは大器晩成の正しい意味から見ていきましょう。辞書で調べてみると、

たいき‐ばんせい【大器晩成】

《「老子」41章から》大きな器が早く出来上がらないように、大人物は世に出るまでに時間がかかるということ。

出典:小学館デジタル大辞泉

つまり、すぐに結果がでるようなものは小物であるという考えですね。

頑張っているのになかなか芽がでない人を応援するときににも「大器晩成って言うじゃない?」などと使えます。そして実際、歳を重ねたのちに成功するタイプの人のことを大器晩成型と言います。

 

2:大器晩成型の人の特徴7つ

ここからは、大器晩成型の人の特徴をまとめました。実際に身の回りにいる人のエピソードから探っていきましょう。

(1)地道な努力が続けられる

「うちの親父がまさに大器晩成型。若いころから地道に勉強を続けてきたみたいです。周りがどんどん出世しても腐らずに頑張っていたことが実を結んで、今は大手企業で役員をやっています。

そんな親父の背中を見て育ったので、少しずつでも着実に取り組んでいた姿って誰かが必ず見ていてくれるんだって思っています」(Yさん・27歳男性)

(2)真面目に取り組んでいる

「大器晩成型の人って、真面目に仕事や課題に取り組んでいるイメージがあります。うまくいかない状態を自己分析して改善策を考えるって、地道な作業だけど大切ぉすよね。仕事に真摯な姿勢で向き合っていることがわかるから、信頼がおけるんですよね。だからこそ周りからの後押しもあるんだろうと思います」(Cさん・25歳女性)

(3)気持ちが強い

「大器晩成型だなって思う人は、やり続けようとする気持ちが強いと思います。会社の先輩なんですけど、大学時代に演劇をやってたらしいんです。で、本格的に舞台俳優を目指すって言って脱サラして俳優養成所入ったんです。今、40歳ですけど、歳を重ねた味わいがあるって評価かれているみたいで、劇団のメインキャストまでいっています。けっこう有名なんですよ。

うまくいかないとめげてしまいそうになる人が多い中、夢や目標を持ち続けて挑戦し続けられるのってすごいですよね。見習うべきところがあります」(Fさん・38歳男性)

(4)挑戦し続けられる

「うちの叔母の話なんですけど、なんと60歳で趣味の刺繍をビジネスにしようと起業したんです。具体的には刺繍の名入れサービスなんですけど、最初はぜんぜん売り上げが立たず、家族はもう諦めたら?って言ってたんです。

でも、叔母はそれには耳を貸さず、自分で営業したり、若い子の意見を取り入れたり。とにかくいろんなものに、それこそ、ガラスにも刺繍で名入れしちゃうんじゃないかっていう勢いでサンプルをつくっていました。

そうしているうちに、名入れのときにモチーフを入れたのが、ネットでちょっとしたブームになって。今は親族イチ稼いでいると思います」(Hさん・25歳女性)

(5)素直にアドバイスを聞ける

「俺のカメラの師匠でもあるプロカメラマンの男性が、まさに大器晩成型だと思います。今は業界では知る人知るっていう人ですけど、まともに食えるようになったのは40歳を過ぎてからだっていっていましたから。

その人、すごく素直なんですよね。相手がプロでも素人でもどんな意見でもしっかり聞いて“なるほど”って。それって言ってるほうが間違っているんじゃないかなって思うことでも、“他人から客観的に見るとそう見えるってことだから、それも受け止めないとね”って言っていて、大成する人の懐の大きさを知りました」(Sさん・30歳男性)

(6)ポジティブ思考

「大器晩成型の人って、すごく前向きな発想をしていると思います。思うような結果につながらないときも“この経験から何が得られるか”と考えているんですよね。失敗したという事実をそのままにせずに、様々な視点から物事を見ているように思います。前向きに頑張る姿勢って輝いて見えますよね」(Fさん・26歳女性)

(7)自分を信じる力が強い

「私の母の口癖が“私ならできる”なんです(笑)。周りが反対しても“もう無理だよ”って言っても、絶対に諦めないんです。50歳を過ぎてから突然マラソンを始めて、還暦を迎えてホノルルマラソンに出走したんです。そしたら自己ベスト更新しちゃって。還暦の日本人ランナーとして、取材までされちゃったんですよ。なんか、いい人生だなって思います」(Uさん・31歳男性)

 

3:大器晩成型だった実在の人物3選

今度は、誰もが知っている有名人の中で、大器晩成型タイプの人物について調べてみました。

(1)カーネル・サンダース(実業家)

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ケンタッキーフライドチキンの創設者。店の前に置いてある白髪に白い髭をたくわえた像の人です。彼は職を点々とし、40歳ごろになって起業。国道沿いのガソリンスタンドのひとり経営者になります。そのサービスのひとつとして、物置きを改造した小さなレストランをオープンさせました。

そこで国道を走るトラックドライバーのために開発されたのが、今のケンタッキーフライドチキンの原型であるフライドチキン。大人気となって財を成すも、大恐慌や干ばつ、火災などにより、負債を抱え65歳で一文無しに。

しかし、レストランで人気だったフライドチキンの作り方を教える代わりに、売り上げの一部を受け取るフランチャイズというビジネス方法を打ち出し、70歳直前に全米に営業に回ります。これが大成功。75歳で売却するときには、終身給与の確約をとりました。

紆余曲折はあたったものの、彼がのちに巨大企業となるビジネスを生み出したのが40歳。30歳なんてもう人生詰み……なんて思っている人には勇気の出る話ではないでしょうか。

(2)夏目漱石(小説家)

2017年に生誕150年を迎えた夏目漱石。明治時代を文豪のひとりです。大学卒業後、英語教師になるも性に合わず、留学と言う名の放蕩生活と神経衰弱で、たまに大学や高校の講師をしたりしなかったりとフラフラとしていた漱石が、『吾輩は猫である』を書いたのが37歳。朝日新聞社に入社し、本格的に職業作家の道を歩むのは、40歳からです。近代日本文学を語るうえで欠かせない人物ですが、小説家としての漱石はまさに大器晩成型といえるでしょう。

(3)徳川家康

戦国時代の武将で、大器晩成と言えば徳川家康をおいてほかにはいないでしょう。織田信長、豊臣秀吉と三大武将と呼ばれる家康ですが、征夷大将軍となったのは、なんと61歳。

人間50年と言われる時代であり、かつ、日々の戦や蔓延する疫病で早くに命を落とす人も多い中、61歳で現役というのは見事としか言いようがありません。その後74歳までバリバリも権勢を振るいました。現在の日本の男性平均寿命(81.09歳)よりは早めですが、生きる希望として、参考になる部分は多いのではないでしょうか。

 

4:大器晩成型のほうが成功しやすい

大器晩成型の人は、苦い経験や苦労を積み重ねていることが多いです。そのため、長く成功し続けるための引き出しも豊富。最終的には、一発当てる天才タイプよりも、このタイプの人のほうが、しっかりとした成功を手に入れられるのかもしれません。

頑張っているのに才能や努力が認められず、落ち込んでいる人には「大丈夫。あなたは大器晩成型だよ、きっと」と励ましてあげましょう。

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