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気持ちいい汗をかく方法は?お風呂で汗をかく方法とメリット13選

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:気持ちいい汗をかく方法は?

汗をかくことは、健康な体づくりに欠かせない……と分かっていても、汗をかくとベタベタして嫌な気持ちになる……という人も多いのではないでしょうか。

ですが、気持ちよく汗をかきながら、気分をアップさせる、一石二鳥な方法もあります。さらに、汗をかくことを習慣づけることで、特有のイヤなにおいやベタつきをなくすこともできるんです。

そこで今回は、「どうせ汗をかくなら気持いい汗をかきたい!」という人に向けて、おすすめの方法をご紹介します。

 

2:お風呂で汗をかく方法

汗をかきたいと思ったら、お風呂でトライしてみましょう。いつもの入り方を少し工夫するだけで、いつものお風呂でもたくさん汗がかけますよ!

(1)時間をかけてゆっくり浸かる

お風呂で汗を出すためには、じっくり温まることがポイント。いつもより少し長めにお湯に浸かることが大切です。体の芯からゆっくり温まるのをイメージしながら、長風呂をしてみましょう。

時間は人によって異なりますが、10分以上が目安。ただし、体調を見ながら、無理はしないようにしてください。

(2)少し熱めのお湯に浸かる

お湯にしっかり浸かっていたとしても、ぬるめのお湯だと体が温まりきらず、汗が出てきません。さらに副交感神経が働いてしまい、空腹感が刺激されて食欲が沸き出てくることも……。

一方で、熱すぎるお湯は長く浸かっていられませんし、汗が出る前にのぼせてしまうこともあります。そこでお湯の温度は40℃程度が理想。汗をしっかりとかくためにも、体感で少し熱めに感じる温度に設定しましょう。

(3)半身浴をする

汗をかくお風呂の入り方としても有名なのが半身浴です。半身浴とはぬるめのお湯に30分程度浸かり、体を温める方法です。温度を下げる代わりに、長時間浸かるのがポイント。

ただし半身浴中に体が冷えてしまうことがあるので、事前に浴室も温めておくか、上半身に濡れていないタオルをかけるなど、冷え対策も行うようにしましょう。また、長時間の入浴となるので、のぼせ防止のために入浴前にコップ1杯のお湯または常温の水を飲んでおくことも大切です。

(4)交代浴をする

交代浴とは、熱めのお風呂と水風呂に交互に入る方法。体を温めたり冷ましたりすることを繰り返すことで、汗をかきやすい状態が生まれます。自宅で水風呂を用意するのは難しいですが、シャワーで冷水をかければOK!

また、冷水がつらいという場合は、自分が耐えられる程度の温度でも効果は得られます。ただし、交代浴は体への負担が大きいので、体調の良い日に行うようにしましょう。また、冷水をかける場合には、ゆっくり足先や手からかけるようにしてください。

(5)バスソルトや入浴剤を使う

発汗作用が含まれているバスソルトや入浴剤を使うことで、より汗をかきやすくなります。特に天然塩にはミネラル成分が豊富に含まれているので、まるで温泉に入ったように体を芯からじっくり温めてくれます。バスソルトや入浴剤のいい香りはリラックス効果もありますし、リラックスして体が緩むことでさらに汗がかきやすくなります。

 

3:お風呂で汗をかくメリット5つ

(1)ダイエット効果が得られる

お風呂で汗をかくと、運動したのと同じようにカロリーが消費されていきます。つまり、無理な運動をしなくても、お風呂に浸かるだけでダイエット効果が得られるということ。一説では、40℃以上のお湯に3分浸かって出るというのを、20分~30分間繰り返せば、なんとウォーキング1時間分と同じカロリーが消費できるという説もあります。

また、それ以上にメリットとなるのが、新陳代謝が上がること。毎日しっかりと入浴することを続ければ、新陳代謝が上がり、痩せやすい体づくりにもつながります。

(2)デトックス効果が得られる

汗をかくことで、体内の不要な老廃物を体の外に出すことができます。入浴中にふくらはぎや太もも、二の腕などをマッサージすれば、さらにデトックス効果が高まるともいわれています。

(3)むくみを解消

女性の多くを悩ませているむくみ問題も、汗をかいて解決しちゃいましょう。体に溜まった無駄な水分はむくみとなって現れます。汗をかくことで血行とリンパの流れが良くなり、体内に溜まった余分な水分を排出しやすくなります。

入浴中に足裏やふくらはぎをマッサージすれば、むくみ予防にも!

(4)肌のキメが整う

「最近肌の調子が悪い……」とお悩みの人も、お風呂で汗をかくだけで改善されるかも!? 毛穴が開くことで毛穴汚れが落ちやすくなったり、黒ずみを除去しやすくなったり……汗をかくことで肌の印象が大きく変わったという人も多いようです。

(5)ストレス解消になる

「お風呂は心の洗濯」なんて言葉を聞いたことはありませんか? お風呂で汗をしっかりかくことで、すっきりとした気分になれます。これは発汗によって自律神経が整って、体の気怠さが改善されることによる作用です。

また、ゆっくりとお湯に浸かっている間に、頭の中を整理することもできますし、精神面においてもストレス解消やリフレッシュ効果が得られ、心にも余裕が生まれるでしょう。

疲労を抱えたまま眠るのと、お風呂で汗を流してすっきりとした気分で眠るのとでは、翌日の調子が大きく変わるはずですよ。

 

4:短時間で汗をかく運動3選

お風呂の他にも短時間で汗をかく方法はあります。その中でも気軽に始められるおすすめの運動を3つご紹介します。

(1)スクワット

スクワットはスキマ時間でできて、継続することで脚痩せや筋力UPが期待できるなど、効果がわかりやすい運動です。スクワットは一見簡単そうに見えますが、腰を深く落とすなどフォームをしっかり意識するとなかなか高負荷の運動で、そのぶん、汗もかきやすいです。また、お風呂の前にスクワットで筋肉を温め、体温を上げておけば、発汗効果も高まります。 

(2)ヨガ

少しきついと感じるヨガポーズに挑戦すれば、短時間でたくさんの汗がかけます。特に下半身の強化を中心としたヨガや、ダイエット目的のヨガなど、筋肉をしっかりと動かすヨガは汗が出やすいです。

自宅で取り組むのも良いですし、「しっかり汗をかきたい!」「いろんなヨガにチャレンジしてみたい」という人はホットヨガ教室などに通うのもいいでしょう。

(3)ランニング

汗をかく運動といえばランニングは外せません。必要な道具もなく、すぐに始められるのもいいところ。ランニングは手軽にできる有酸素運動のひとつで、長時間続けることで新陳代謝の向上やカロリー消費など、さまざまな効果が得られます。

もちろん短時間だけでも汗をかくことができるので、最初は15分くらいの短い時間から始めてもいいでしょう。また、筋力や心肺機能に自信がなければ、ウォーキングから始めてもOKです。

 

5:まとめ

気持ち良く汗をかくことは、身体的なメリットがを得られるだけでなく、精神的なリラックス効果も得られます。特にお風呂は疲れを癒す絶好の場所です。のぼせないよう水分補給をきちんと行い、入浴後は汗で体が冷えないように心がけつつ、たっぷり汗をかきましょう!