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肌の黒ずみをなんとかしたい!イヤ~な色素沈着を取る方法と予防法
松田優Y.Matsuda
1:肌の黒ずみはなぜ起こる?
ふと鏡を見たら、なんだか肌の黒ずみが気になる……ということ、ありますよね。毎日スキンケアをしているのに、どうして肌が黒ずんでしまうのでしょうか。
肌の黒ずみは基本的に「色素沈着」が原因であることがほとんど。毛穴の黒ずみも、ひじや脇の下の黒ずみも、メラニン色素が発生して、黒ずみになってしまうことが多いようです。目の下のクマも、実は色素沈着による黒ずみだったということもあります。そんな黒ずみは毎日のスキンケアだけでは防げないことも……。
今回は、肌の黒ずみを取る方法&予防する方法をまとめました。
2:色素沈着を治すクリームも!鼻の毛穴の黒ずみなど、肌の黒ずみを取る方法5つ
(1)黒ずみケアクリーム
肌の黒ずみの原因の多くは「色素沈着」。それにはやっぱり美白クリームでのケアがおすすめ。中でも、肌の黒ずみ対策専用のクリームなら、洗顔後やお風呂あがりに塗るだけで、原因となる乾燥や摩擦からお肌を守り、黒ずみを和らげることが期待できます。
肌の黒ずみで悩む人向けのケア商品は、最近ではドラッグストアなどでお手軽に手に入れられるようになったので、そうったいものを使用してみるのもひとつの手。
肌の黒ずみをケアできるクリームは、顔用、ひじ・ひざ用、デリケートゾーン用といったように、部位によってアイテムが分かれています。悩みに適したアイテムをチョイスしてくださいね。
(2)しっかり保湿ケア
水分不足で肌が固くなってしまっていると、肌の黒ずみが目立ちやすくなります。その場合は、保湿パックをしたり、保湿力の高いクリームを使ってケアするなど、しっかり保湿してあげるだけで黒ずみが薄くなることも。
肌の黒ずみ歴が浅い人であれば、保湿力の高いクリームをデイリーケアに取り入れるだけでも、効果が感じられるかもしれません。乳液をリッチなテクスチャーなものに変えたり、オイルをプラスしてみるなど、自分の肌に合ったアイテムを取り入れてみてください。
(3)蒸しタオル
毛穴の黒ずみが気になる人は、蒸しタオルを使ったケアも効果的。エステサロンでも使われている方法です。蒸気と熱によって毛穴の汚れをすっきりオフすることで黒ずみが目立たなくなるほか、化粧水や美容液の浸透も良くなります。
やり方は、まず清潔なタオルを濡らして軽く絞り、丸めます。それをビニール袋などに入れて、電子レンジで30秒~1分ほど温めます。やけどしないように、温めすぎには注意しましょう。あとは洗顔後の顔に乗せて、両手で軽くおさえます。約3分経ったら、いつものスキンケアに移りましょう。
(4)酵素洗顔
長らく毛穴の黒ずみに悩んでいるという人は、角栓の酸化が原因かもしれません。古い角栓を取り除くのに効果的といわれているのが、酵素洗顔です。
酵素には古い角栓を分解する効果があるといわれています。通常の石鹸では落としきれない角栓に働きかけることで、古い角栓を取り除きやすくしてくれます。酵素洗顔は通常の洗顔石鹸よりも洗浄力が高いことが多いため、毎日使うのではなく、週に1~2回のスペシャルケアとして取り入れてみて。
(5)ピーリング
ピーリングは、顔だけでなく、脇などのボディにも効果的な黒ずみ対策です。
ピーリングというと汚れを無理やり剥がすようなイメージもありますが、ソフトピーリングなどさまざまな種類があります。使いたい部位や自分の肌質に合わせてアイテムを探してみましょう。
ピーリングによって古い角質を取り除くことで、ターンオーバーを整えたり、肌を柔らかくすることが期待できます。汚れをオフして健康な肌に導くことは、肌の黒ずみを取る近道になるでしょう。
3:肌の黒ずみを予防する方法3つ
(1)洗顔&クレンジングの見直し
洗顔やクレンジングのアイテムを自分の肌にあったものに変えてみるというのも、もちろん大切です。しかし、アイテムを変える前に、洗顔やクレンジングの方法をもう一度見直してみることも重要です。
もしかしたら正しい洗顔やクレンジングができていないのかもしれません。洗顔不足で汚れが残っていれば角栓となってしまうし、洗いすぎで肌がダメージを受けてしまうと肌のターンオーバーが乱れ、黒ずみを作る原因になってしまうでしょう。
(2)毎日日焼け止めを塗る
毛穴の汚れではなく、日焼けが原因で肌が黒ずんで見えてしまうこともあります。紫外線が原因の場合、洗顔で黒ずみを改善するのは難しくなります。
紫外線による黒ずみを防ぐためには、やはり毎日しっかりと日焼け止めを塗ることが大切。顔なら日焼け止め効果のある下地やファンデーションなどでもいいですね。腕や足、首にも日焼け止めを塗るのがおすすめです。
(3)ひじをつかないようにする
ボディの黒ずみの原因として多いのが、摩擦などの刺激です。例えば、ひじをついたままデスクワークをすることが多いとひじが黒ずんだり、下着が擦れる部分が黒ずんだり……。
常に同じところに刺激を与え続けないように、日常的なクセを気をつけてみたり、締め付けの弱い下着をつけるなどをしてみてはいかがでしょうか。
また、脇の黒ずみは、ムダ毛処理が原因の可能性も。適当にカミソリで剃ったり、毛抜きで抜いたりしていると黒ずみになってしまうこともあるので、除毛剤を使うなど、肌に優しいムダ毛処理を心がけてみてください。
4:まとめ
肌の黒ずみは顔色を悪く見せたり、肌を汚く見せてしまったりと、いいことがありません。黒ずみに悩んでいるなら、ちょっとでも改善できるように対策をしましょう。そして普段から、黒ずみを作らないように心がけて生活してみてくださいね。