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シャンプーが泡立たないのは汚れがひどいせい?シャンプーについての基礎知識

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:シャンプーが泡立たないとなんだか不安…

シャンプーの泡立ちが悪いと、ちゃんと洗えているのか不安になる人もいるかもしれません。昨今では、泡立たない「ローシャンプー」もたくさん出ています。

しかしそうではなく、本来は泡立つはずのシャンプーの泡立ちが悪いと、汚れや皮脂がきちんと落ちていない気がしてしまう人も多いでしょう。

 

2:泡立つ=効果アリ?シャンプーの基礎知識5つ

(1)シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの違い

最近ではノンシリコンを謳っている製品も多いので「シリコン入りのシャンプーはダメ」と決めつけている人もいるかもしれません。しかし「シリコン」というのは、そんなに悪者でもありません。

シリコンは、髪の表面をコーティングする物質。シリコン入りシャンプーには、絡みにくく指どおりのいい洗い上げになる性質があります。他方、ノンシリコンシャンプーは、そういった物質がないため、きしんだような気がする人もいるでしょう。

(2)シャンプーは「髪」ではなく「地肌」を洗う

シャンプーというものを、髪だけを洗うものだと認識している人も多いかもしれません。しかし本来、シャンプーは、髪そのものだけではなく地肌も洗う行為。頭皮に付いている汚れや皮脂を洗い流すことにより、地肌を清潔に保つために必要な習慣なのです。

(3)洗いすぎると逆効果

清潔にしたいがあまり、1回に何度もシャンプーをするのは、髪や頭皮のためには逆効果。必要な皮脂まで洗い流してしまうと、乾燥や頭皮トラブルの原因になるだけでなく、髪のパサつきを招きます。健康な頭皮をキープするためには、洗い過ぎない心がけも大切です。

(4)シャンプーの泡立ちは界面活性剤によるもの

シャンプーの泡立ちが悪いと「きちんと洗えていない気がする」と思う人も少なくないですよね。シャンプーが泡立つのは、界面活性剤が配合されているため。しかしモコモコの泡が大量にできたからといって、それだけキレイに洗えている目安になるわけではありません。

(5)シャンプーの洗浄成分もいろいろある

ひとくちに「シャンプー」と言っても、その洗浄成分はいろいろです。刺激が弱めとされる「アミノ酸系」と呼ばれるシャンプーや、やや刺激が強いと言われている「硫酸系シャンプー」があり、メーカーやブランドによっても、使用している成分に違いがあります。

 

3:泡立つはずのシャンプーが泡立ちにくくなる原因5つ

続いては、シャンプーが泡立ちにくくなる原因を見ていきましょう。

(1)使用量が少なすぎる

シャンプーの泡立ち具合には、使用する量も大きく関係します。量が多ければ、そのぶん、泡が立ちやすくなるでしょう。たくさん使えば良いというわけではありませんが、シャンプーはケチらずに、パッケージに記載されている適量を使用するよう意識しましょう。

(2)頭皮や髪が皮脂で汚れている

頭皮や髪が、いつも以上に皮脂で汚れている場合には、泡立ちが悪くなるケースもあります。汚れていると、界面活性剤の量が汚れに対して少なくなるため、泡立ちが悪いように感じるのがその理由です。あらかじめ髪の毛の汚れをお湯で軽く洗い流してからシャンプーをつけるようにすると、泡立ちやすくなるでしょう。

(3)薄毛

薄毛の場合には、シャンプーの泡立ちが悪いと感じる人も多いでしょう。単純に髪が少なかったり、あるいはなかったりすることによって、シャンプーを泡立てるときの摩擦が減るので、泡立ちが悪いように感じるのです。

(4)ヘアスタイリング剤がたくさん付着している

スタイリング剤、つまり整髪料をべったりとつけた髪だと、油分などで髪がコーティングされていることから、シャンプーをつけても泡立ちが悪くなります。

この場合も、あらかじめ髪の毛の汚れをお湯で軽く洗い流してからシャンプーをつけるようにすると、泡立ちやすくなるでしょう。

(5)そもそも「泡立たないシャンプー」を使っている

そもそも「泡立たない」あるいは「泡立ちが少ない」ことを特長とするシャンプーを使っていれば、どんな泡立てようとしても泡はできません。シャンプーを変えたタイミングで、いつもより泡立ちが悪く感じたときには、そのシャンプーの特性である可能性も高いです。

 

4:シャンプー前のブラッシングもおすすめ

シャンプー前に乾いた髪の状態で髪をブラッシングして表面の汚れを落とすことも、シャンプーが泡立ちやすくなる方法のひとつです。また、シャンプーをつける前に、髪をしっかり湿らせるということも重要です。水分が足りないことも泡立ちに影響します。試してみてください。もちろん、シャンプーは泡立つタイプを使うことが前提ですよ。