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シャンプーは使わないほうがいいってホント?湯シャンやノープーなど洗髪の基礎知識おさらい

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:シャンプーは使わないほうがいいってホント?

界面活性剤や酸化防止剤といった科学物質は、髪や頭皮にとって刺激になるもの。それを避けるためにシャンプーを使わない人たちもいます。

(1)湯シャン、ノープーとは…メリットとデメリット

「湯シャン」や「ノープー」と言われる洗髪方法は、シャンプーを使わずに洗髪をおこなうもの。メリットとしては、シャンプーを使用しないぶん、頭皮や髪へのケミカルな刺激を控えられるという点が挙げられるでしょう。

またデメリットとしては、洗浄剤を使用しないので、皮脂や汚れがしっかりと落ち切らないことが考えられるほか、洗髪の際の摩擦が髪にダイレクトに伝わるので、きしみなどの原因にも。

(2)シャンプーは髪に良くないという噂の発端は?

シャンプーは髪に良くないという話の発端は、昨今のナチュラルブームやロハスブームも手伝い、シャンプーに入っている成分のことが主に言われています。「石油系合成界面活性剤が髪に悪い」「シリコンは悪」といった考え方から「シャンプーは髪に良くない」という話につながったという経緯があるでしょう。

 

2:シャンプーを使わずに髪を洗うコツ3つ

(1)洗う前にブラッシングする

洗う前にブラッシングすることによって、付着している皮脂やホコリなどの汚れを前もってある程度落とすことができます。シャンプーを使わずに洗うとなると、当然洗浄力は落ちますから、落とせる汚れは事前に落としておきましょう。

頭皮から毛先に向かって、頭皮を傷つけないようにやさしくブラシを動かしましょう。からまりやすい毛先は、特に丁寧に。

(2)地肌をやさしく洗うイメージで

普通のシャンプーは、泡による弾力性があるので、ついつい強くゴシゴシと洗ってしまいがちですが、頭皮を傷つけてしまう可能性も。頭皮を指の腹でもむイメージで洗い、髪の毛は絡まりやすいのであまりこすらず、指を通す程度にしましょう。

(3)洗髪後はちゃんとヘアケアする

シャンプーだけではどうしても髪は傷みやすくなります。湯シャンをした後には、ヘアオイルなどのケア剤をつかって、必要な成分はちゃんと髪に入れるようにしましょう。

 

3:おさらい!美髪のためのシャンプーの方法5ステップ

とはいえ、周囲を見渡してみればシャンプーを使っている人のほうが一般的。ここからは、美しい髪を目指すためのシャンプーの方法を5ステップで紹介します。

(1)洗髪前に軽くブラッシング

シャンプーを使うときでも、洗髪前にブラッシングをするひと手間は入れたほうがベター。シャンプー前に髪の表面や頭皮に付いている汚れなどを落としておくと、泡立ちが良くなり、短時間でも効率的に汚れを洗い流しやすくなります。

(2)シャンプーをつける前に、お湯でサッと汚れを落とす

シャンプーをつける前に、お湯で軽く髪や頭皮をすすいでおくと、それだけでもある程度の汚れが落ちます。また、その後につけるシャンプーに水分が混ざりやすく、短時間で泡立てられる時短にもつながります。

(3)パッケージに記載されている適量のシャンプーを手に取る

シャンプーの量というのは、多すぎても少なすぎてもNG。パッケージに記載されている適量を使用しましょう。

(4)髪や頭皮をゴシゴシしすぎない程度に洗う

シャンプーを使って髪や頭皮を洗う際には、ゴシゴシとこすりすぎるのは厳禁。頭皮トラブルの原因にもなりかねません。髪を洗う際には、指の腹を使って、やさしく丁寧に洗うよう意識しましょう。

(5)すすぎ残しがないよう、丁寧にシャンプーを洗い流す

シャンプーをすすぐ際には、洗い残しのないよう、丁寧に洗い流していきます。特に、生え際や後頭部には洗い残しが生じやすいので、気をつけながら洗い流していきましょう。

 

3:いいシャンプーとは?シャンプーの選び方5つ

「いいシャンプー」の基準には、個人差があるものです。そこで「自分にとっていいシャンプー」に出合うための選び方を紹介します。

(1)成分で選ぶ

シャンプーは、「アミノ酸系」と「硫酸系」に大きく分かれていて、それぞれ使用している成分が異なります。自分が「洗っていて心地良い」「汚れが落ちている気がする」と感じるシャンプーに使われている成分が何なのかをチェックしておくと、次にシャンプーを変えるときにも、自分に合っている成分を見て選びやすくなります。

(2)洗い上がりで選ぶ

「しっとり」「さっぱり」「さらさら」など、シャンプーというのは、」洗い上がりのテイストが謳われている製品がほとんど。そこで、自分が好む洗い上がりでシャンプーを選ぶのも、満足度を上げるためには有効です。

具体的には、日ごろからパサつきが気になる人は「しっとり」、脂っぽい髪が気になってる人は「さらさら」を意識してみてください。

(3)香りで選ぶ

シャンプーの満足度は、香りによっても左右されます。そのため、自分が好きな香りを選ぶことも、満足度を上げるポイント。香りのテイストだけでなく、持続時間もシャンプーによってまちまちです。

(4)気候・湿度で選ぶ

気候や湿度によっても、髪の手触りや質感が異なる人は少なくありません。乾燥が激しい時期にはしっとりタイプ、暑さが気になるシーズンにはさらさらタイプなど、気候や湿度を意識してシャンプーを選ぶと、使い勝手のいいシャンプーに巡り合いやすくなるでしょう。

(5)悩み別で選ぶ

「くせ毛」「切れ毛」「ダメージ」など、今の自分の髪が抱えているお悩みにアプローチするシャンプーを手に取るのもひとつの方法です。

 

4:自分に合うシャンプーを上手に選ぼう!

ちまたにはたくさんのシャンプーが販売されていますが、他人にとっていいシャンプーが、自分にもいいものだとは限りません。まずは自分の髪質や髪の傾向を知ることが、いいシャンプー見つけるためには大切です。

「今のシャンプー、あまり合っていないかも……」と感じているならば、ぜひこのタイミングで、髪質や髪の状態を見直してみてはいかがでしょうか。