アボカドに黒い筋が！これってカビ？アボカドの食べられるorムリの見極めポイント

1：アボカドを切ったら黒い筋が…カビ？これは何？

アボカドを食べるときに、切ってみたら黒い筋があって戸惑った経験はありませんか。

結論から言えば、黒い線があっても食べられるとされています。この黒い線は、アボカドの種子に栄養素や水分を運ぶ維管束。果肉部分に比較して酸化しやすく、そのために黒くなってしまうことがあるのです。

とはいえ、買ってきたアボカドは、気がつくと「食べられない」となっているパターンも多い食べ物です。では、どうやって見極めればいいのでしょうか。

 

2：皮の内側に斑点があるのは？アボカドが食べられるかどうか見極めるポイント5つ

（1）触ったときにグニャグニャする

触ったときに、グニャグニャとしてしまうほどやわらかくなっている場合、残念ながらアボカドの果実部分が腐ってしまっている可能性があります。「熟れるまで待とう」と置いておくことはよくあることですが、ここまで放置すると、多くの場合はアウトです。

（2）ツンとした臭いがある

アボカドからツンとした臭いが出ている場合、こちらも果実部分が腐ってしまっているサインである可能性が高いです。臭いがあるということは、見た目には問題がなさそうでも、中身が熟れすぎているのです。

（3）全体的に黒っぽすぎる

アボカドはやや黒っぽい色になったときが食べごろなのですが、全体的に黒光りしているような、“黒”が強すぎる場合には、熟れすぎてしまって、腐りかけているかもしれません。

（4）汁が出ている

アボカドから汁が出ている場合は、腐っているサインです。切って中身を確認しようとも、もしかすると大量に汁がこぼれでてくるかもしれません。切る前の時点で、汁が出ているアボカドは、残念ながら処分したほうがいいでしょう。

（5）触るとスカスカしている

フレッシュなアボカドというのは、触ったときにしっかりと果実の重みを感じるもの。逆に、中がスカスカしているような感じがするならば、これも果実部分が腐っている可能性が高いでしょう。

 

3：意外と知らない野菜や果物が食べられなくなっているサイン5

ここまでアボカドの腐っているサインについてご紹介しました。では、他の野菜や果物の場合はどうなのでしょう。

（1）水分が著しく損なわれている

野菜や果物は、フレッシュであるほど、水分が含まれていて、持つと重みを感じるもの。しかし見た目からパサパサしているようであれば、水分が著しく損なわれてしまっているサインかもしれません。

まったく食べられないことはありませんが、味が著しく落ちているので、使わないほうが賢明でしょう。

（2）ドロドロになっている

よく熟れてから食べようと思って放置していたフルーツなどでありがちなのが、ドロドロ状態になった果肉。あえて極限まで熟れさせることもありますが、野菜でも果物でも、見た目や触感がドロドロになっている場合には、すでに腐っている可能性が高いでしょう。

（3）やたら軽い

持ったときに、軽く感じる野菜や果物も、すでにすっかり水分が抜けてしまい、カラカラになっている状態である可能性が高いです。開けてみると、中が干からびているような状態になっている場合も多く、すでに食べられないものと判断して間違いないでしょう。

（4）変色している

見た目が変色している場合、すでに食べごろをすぎて、腐りかけている可能性が高いです。葉物野菜やフルーツでは、変色した部分だけを捨てて食べる方法もありますが、この段階になると、すでに味が落ちているケースが多いです。

（5）やわらかい

野菜でも果物でも、本来あるべき状態よりも「やわらかい」と感じるときには、食べごろをすぎている場合が少なくありません。触ったときに、やわらかく感じるということは、それだけ品質が劣化してしまっているサイン。食べるのは控えたほうが賢明でしょう。

 

4：アボカドの食べごろを見極めるのは難しい！

アボカドは、外見からは「食べごろ」を見極めるのが難しい食品としても知られています。

購入するときに、すでに食べごろになっているものなのか、あるいはいつごろが食べごろになりそうかについて、店員さんに確認してから買うと、失敗を減らすことができるでしょう。