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バックが痛い原因は?バックが痛くて楽しめないときの対応策
桃倉ももM.Momokura
1:バックで痛いと感じたことはありますか?
後ろから男性に突かれる体位であるバック。野性的かつ、奥まで刺激されるので、この体位が好きという女性も少なくないでしょう。
しかしこの体位、しばらく続けていると、「ちょっと痛い」と思った経験はありませんか?
今回『Menjoy!』では、独自のアンケート調査を実施。セックス経験のある20代~30代の男女273人に「バックをしているときに痛みを感じたことがありますか?」という質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
ある・・・92人(34%)
ない・・・181人(66%)
全体で3割以上が、バックのときに痛みを感じたことがあるという事実がわかりました。一定の人が痛みを感じているという事実は無視できませんよね。そんな人たちに向けて、バックが痛い原因や対処法などをご紹介していきます。
2:バックが痛い原因5つ
ここではバックが痛いと感じる原因を解説。考えられる要因はいくつかあります。
(1)激しく動きすぎる
痛みを伴う原因のひとつとして、男性が激しく動きすぎるといったことが考えられます。他の体位よりも、バックは奥のほうまで挿入することが可能。その際、男性はいつも以上に興奮し、動きが激しくなってしまい、それが原因で女性が痛みが感じるということが考えられます。激しく突かれるのに慣れていない女性は、余計に痛みを感じやすいのではないでしょうか。
(2)体質の問題
女性器の向きや形など、女性によっては、バックが合わない場合も。中には「そんなに強い刺激ではないのに、子宮に響いて痛い」という人もいます。自分の体質的に合わないと思ったら、やめておいたほうがいいでしょう。
(3)男性器が大きい
男性器が大きすぎる場合も、バックをすることによって、体に負担がかかってしまいます。前戯に時間をかけて濡れやすくしたり、ローションなどを使って滑りやすくなるなどの工夫ができますが、そもそもの体質的な相性であれば、できなくても仕方のないことです。無理をする必要はありません。
(4)生理中や生理前である
生理中や生理前などは、子宮が下がり、入り口である子宮口がやわらかい状態になるもの。セックス時の挿入でその部分が刺激されて、痛みが伴うことも考えられます。いつもは痛みを感じないけど、たまに感じるかも……という人はこの原因が考えられるでしょう。
(5)心理的なもの
心理的なことが原因で行為の最中に痛みを感じる場合もあります。
昔、無理やりそのような行為を強いられたことがあるといった人は、バックのような刺激の強い体位で突かれると体が思い出し拒絶してしまうということも。精神的に不安定なときにセックスをすると濡れにくいといったことがあり、それらも要因のひとつとして考えられるでしょう。
3:バックが痛いときの対応策5つ
バックの痛みを和らげる方法を、筆者の経験をもとにまとめてみました。自分に合う対処法を探してみましょう。
(1)ゆっくりと動く
まずは男性にゆっくりと動いてもらいましょう。これだけでも、かなり痛みは解消されるはず。女性の体は繊細なものです。やさしく、丁寧に扱ってもらうようにしましょう。
(2)ローションを使う
ローションを使い、滑りやすくするのも対策のひとつ。摩擦によるダメージを抑えほうが、痛みの緩和につながります。
(3)慣れる
奥を突かれることに徐々に慣れていくことができれば、徐々にバックで痛みを感じにくくなる、という人もいます。だんだんと、逆にそこを刺激されることにより感じやすくなるケースも……。ただし、いつまでも痛みが解消されないのであれば、それを我慢する必要はありません。すぐに他の体位に移りましょう。
(4)自分で痛くない場所を見つける
セルフプレジャーなどを繰り返し、当たっても痛くない場所などを見つけるという対処法も。自分の体を自分でわかっていると、バックの際に自分で体を動かすことができて、痛くないポイントにずらすこともできるでしょう。
(5)無理にバックをしない
バックをしなければいけないというシチュエーションは少ないはず。相手がしたがったとしても「痛いから苦手」とちゃんと伝えれば、それで済むはずです。
4:バックが痛いからやめてほしい!上手な断り方3つ
どうしてもバックが痛い……。そんなとき、雰囲気や相手を傷つけない上手な断り方をご紹介。
(1)「正常位がいいな♡」
バックを断るのではなく、自分の好きな体位(痛くない体位)をお願いしましょう。これならば、むしろ自ら違う体位を提案することに男性は興奮するでしょう。
(2)「たまには私が動くね♡」
自分が自ら動くと言って、騎乗位に持っていくことも、上手なバック回避法のひとつ。セックスへの積極さに、喜んでくれる男性も多いでしょう。また自分の好きなポイントを突くことができるので、お互いに満足することができるでしょう。
(3)「顔が見たいな♡」
バックというのは、相手の顔が見れない体位になります。あれがしたい、これがしたいとストレートに言えない場合、「顔が見たい」とかわいく伝える方法も。これを言えば、正常位か対面座位のような体位にシフトしてくれることでしょう。
5:まとめ
筆者自身もバックで痛みを感じたことがあります。しかし、記事内の対処法などを実践することで、痛みを和らげることができました。バックの痛みに悩む人は、参考にしていただければと思います。