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サードウェーブ男子とは?意識が高い「サードウェーブ男子」の特徴

松田優

松田優Y.Matsuda

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1:サードウェーブ男子ってもはや懐かしい…

「サードウェーブ・コーヒー」とは、第3次コーヒーブームのこと。

第1次は1970年までのコーヒーが一般化され、家庭でも飲まれるようになった時代、第2次は「スターバックスコーヒー」をはじめとする「シアトル系」が牽引役となり、カフェ文化が浸透した1990年代まで。そして第3次は、豆の産地にこだわり、ハンドドリップでていねいにコーヒーを淹れていくスタイルです。

日本では、2015年にサードウェーブ・コーヒーの発祥とされるブルーボトルコーヒー・カンパニーが「清澄白河ロースタリー&カフェ」をオープン。オシャレかつ、「流行には流されない」といった価値観をもった男子に人気を集めました。

「サードウェーブ男子」という言葉が出た当時は、ネット上でもかなり話題になりました。最近は言葉自体はあまり聞かなくなりましたが、こだわるところにとことんこだわるサードウェーブな暮らしを求める男性は、今もたくさんいます。

 

2:とにかく意識高い!サードウェーブ男子の特徴7つ

サードウェーブ男子たちには「意識が高い」と思われる、いくつかの共通点があるようです。その生き方には女性にモテるポイントもたくさん! そんなサードウェーブ男子の特徴をチェックしてみましょう。

(1)品質にこだわる

サードウェーブ・コーヒーは、ひとつひとつていねいにドリップしたコーヒー。その価値観は、コーヒー以外にも通じ、品質にこだわるていねいな暮らしを心がけています。

洋服は高級ブランドのロゴ入りなど、ひと目でそれとわかるものではなく、“わかる人には分かる”的な上質なもの好み、写真を撮るときはスマホではなく一眼レフを使う人も。また、建築やアートに興味があるという人も多いようです。

(2)自然、健康なものにこだわる

サードウエーブ男子は、環境への意識も高いです。シャンプーや洗剤などをオーガニック成分のものをわざわざ海外から取り寄せたり、ファーストフードを避けて野菜の多い食事を心がけたり。スムージーなんかも、自分で作っていそうですよね。自分でハーブなどをベランダで育てている人も多いよう。女子力も高めですね!

(3)マイボトルを持っている

サードウェーブ男子は当然ですがコーヒー好きばかり。朝、自分で豆から挽いていれたコーヒーをおしゃれなマイボトルに入れて持ち歩いていたりします。自分のこだわりを人に味わってもらいたいという気持ちもあるのかもしれません。

(4)シティボーイ的なファッション

西海岸カルチャーに憧れる彼らは、計算しつくしたラフな格好をします。ひげを生やし、ハズシの眼鏡やキャップを被り、足元にはニューバランス。それだけで、簡単にサードウエーブ男子のできあがり。おしゃれなカフェがとっても似合うスタイルです。ラフながらも清潔感があるのがポイント。

(5)自転車が趣味

自然を愛する彼らは、電車や車よりも自転車を使う傾向にあります。なぜなら健康的な生活を営むのもサードウェーブ男子の特徴だから。

毎日の移動に使うだけでなく、自転車で旅をしたり、スポーツとして楽しむ人も。有数のサイクリングスポットとして知られる「瀬戸内しまなみ海道」に、一時期サードウェーブ男子が押し寄せていたとか……。

(6)女子力が高い

細かいところまでこだわりがあるため、小綺麗なものや手作りを好むというのもサードウエーブ男子の特徴。料理はもっぱら自炊。デパ地下でお惣菜を買ってきたときも、わざわざお皿に移すというひと手間を惜しみません。

また、お菓子作りが趣味だという人や、裁縫やレザーワークで、自分だけのこだわり小物を作るのが好きな人も。

(7)TwitterとInstagramなどのSNSを使っている

サードウェーブ男子はSNSも大好き。こだわりの強い仲間との情報交換に使ったり、友人のものづくりの過程や生活を見て参考にしたり。また、自身のこだわりを発信したりして楽しんでいるようです。感度の高いサードウェーブ男子は交友関係も広く、日々しっかりアンテナを張りながら生活しているんです。

 

3:サードウェーブ以外にも!最新の男性をカテゴライズする言葉5選

サードウェーブ男子以外にも、世の中には様々なこだわりや特徴をもつ男性が存在します。もしかしたらあなたも当てはまるカテゴリーがあるかも? 最近話題の〇〇系男子をチェックしてみましょう。

(1)港区男子

港区在住で年収1000万円以上。引く手あまたに見える港区男子ですが、出会いが多いゆえに、こじらせてしまっている人も多いのが特徴です。

モテるので出会いを大事にせず、相手に求めるスペックも高いので、なかなか運命の人に出会えないと嘆いている人が少なくありません。港区男子におごってもらいたいだけの「港区女子」がすり寄ってくることも、出会いを大事にできない理由のひとつかもしれません。

(2)原宿系男子

ジェンダーレスな見た目や個性的なファッションを楽しむ原宿系男子。りゅうちぇるさんの登場で、爆発的に知名度が広がりました。金髪やピンクの髪、カラコンは当たり前。カラフルな見た目にびっくりしますが、原宿の街に驚くほど馴染んでいます。世間に流されず、自分の好きなファッションを追求する姿は、見ていて気持ちいいほど。

(3)理系男子

恋愛面であまり日の目を見てこなかった理系男子が、最近「実は結婚相手に最適なのでは?」と注目を浴びています。

見た目は地味でファッションに頓着しない人が多いのですが、真面目で集中力が高い人が多いのが特徴。もともと勉強が好きな人が多いので学歴も高めな傾向にあります。ただし、理論的な思考を好むので、ときに女性を怒らせてしまうことも。

(4)文豪系男子

小説が好きなだけでなく、自らブログなどで小説を書いている人のこと。難しい言い回しで話をややこしく語るクセがあり、自分と同じレベルで話をできる人を常に求めているのが特徴です。

言葉を紡ぐのが好きなので、SNSの更新や友人との連絡がマメな人が多いようです。

(5)サブカル系男子

サブカルとは「サブカルチャー」の略。バンドにしろ小説にしろ、一般的に知名度が高くないコンテンツを好む男子をこう呼びます。

自分の世界観を大事にしすぎてしまい、マスでメジャーなものなど、人気のあるコンテンツを否定しがちなのが玉に瑕。近寄りがたい印象がありますが、趣味が合えば一気に仲良くなれるでしょう。

 

4:サードウェーブ男子は魅力たっぷり!

少しめんどくさい部分はありますが、女子力が高いサードウェーブ男子は、女子ウケも抜群。今の生活が何か物足りないと感じたら、サードウェーブ男子のように、自分なりのこだわりを見つけてみてはいかがでしょうか。