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指輪のサイズの平均は?男女別平均とサイズの測り方
松田優Y.Matsuda
目次
隠す1:自分の指輪のサイズ知っていますか?
結婚や婚約など大切な指輪を買ったり買ってもらったりするような機会がないと、指のサイズを測るタイミングって意外と少なく、自分の指のサイズがわからないという人は多いもの。実際、どのくらいの人が、自分の指のサイズを知っているのでしょうか。
そこで今回『Menjoy!』では、20~30代の男女370名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「自分の指輪のサイズを知っていますか?」という質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
知っている・・・110人(30%)
知らない・・・260人(70%)
7割が自分の指輪のサイズを知らないということがわかりました。
最近はネット通販も流行っていますし、突然、恋人から「ペアリングを買いたいからサイズ教えて」と言われることがあるかもしれません。自分の指輪のサイズは知っておきたいところですね。
2:指輪サイズって?内径とサイズの関係
指輪のサイズとは、指の太さに合わせて、1号〜20号以上と、幅広くサイズ展開がされています。また、1サイズ上がるごとに、内周(リングの内側の円周)が1mmごと増えていきます。
内周の広さによって、リングそのものの大きさが変わりますが、内周と指のサイズが合ったとしても、指にはまらない場合があります。
そこで重要となるのが「内径」です。
この内径とは、リングの内側の直径です。
関節や指の他部分の太さによっては、内径を広めに取らないと指輪が通らない場合もあります。
例えば9号の指輪であれば、内周は49.2mm、内径は15.7mmですが、指の付け根の太さが9号サイズであったとしても、関節などの他の部分が15.7mmを超えるようであれば、10号のサイズに引き上げることになります。
3:男女別指輪のサイズの平均
男女それぞれの指輪のサイズの平均を見ていきましょう。今回は薬指の平均のサイズをご紹介します。
(1)女性の指輪のサイズの平均
女性の薬指の指輪のサイズは、一般的には8号から10号が平均といわれています。
身長から算出する目安としては、150~155cmの人で7~8号、156~160cmの人で8~9号、161~165cmの人で9号、170cm近くの人で10~11号になることが多いようです。
ただし、実際に指輪を購入するとなると、つけ心地によっては1〜2号程度サイズアップする人も多く、11号以上のサイズを選ぶ人も多いようです。
(2)男性の指輪のサイズの平均
男性の薬指の指輪のサイズは、一般的に13号から18号が平均 といわれています。13号付近となるのは、小柄かつ細身の人が多く、実際は15号以上であることが多いでしょう。
身長から算出する目安としては、160~170cmの人で15~16号、170~180cmの人で17~18号、180~185cmの人で20号となります。
男性の場合、スポーツや楽器演奏の経験などから、指や関節が太い人も多いので、実際に着用してみると2サイズ以上アップする可能性もあります。
4:指輪のサイズがわからないときはどうする?測り方5つ
指輪のサイズの仕組みがわかったところで、さっそく自分の指輪のサイズを測ってみましょう。指輪のサイズを測るための方法をご紹介します。
(1)メジャーを巻き付けて測る
自分で測る場合は、メジャーを使用すると正確に測りやすいです。測りたい指のいちばん太い部分にメジャーを指にぴったりと密着するように巻きつけます。メジャーが重なった部分の長さをチェックしたら、ジュエリーショップのホームページなどにサイズ表が記載されていますから、そこからサイズ展開や内周、内径と照らし合わせてサイズを確認しましょう。
(2)紙や糸を巻き付けて測る
メジャーがない場合は、細めに切った紙や糸を使用しても良いでしょう。測りたい指のいちばん太い部分に紙または糸を指に密着させるように巻き付けて固定します。
重なった部分にペンで印をつけて、印と印の間の長さを測りましょう。紙の場合はセロハンテープで固定すると測りやすいですよ!
(3)細い針金を巻き付けて測る
針金を使用して指輪のサイズを測ることも可能です。長めにカットした針金を用意して、測りたい指のいちばん太い部分に巻き付けます。指の上で留めるようにクロスさせ、残りの針金部分をクロスした部分に向けてふたつ折りにします。
指から針金を外し、ふたつ折りで重なっていない間部分(=指に巻き付いていた針金部分)のみを定規で測りましょう。
(4)持っている指輪の内周と内径を測る
普段はめている指輪を使ってサイズを測るという人も多いようです。この場合も、メジャーを使用するのが便利。持っている指輪の内周と内径の両方を測ります。
(5)お店で測ってもらう
最も確実なのは、実際にお店にいるプロの手で測ってもらうことです。ジュエリーショップにはサンプルの指輪が用意されていることもあり、実際に着けてみることもできます。
5:指輪のサイズが違っていたときの対処法3つ
恋人や友人から指輪をプレゼントされたけど、サイズが合っていないというときは、以下のような対策をしましょう。
(1)お店でサイズ直しをしてもらう
いちばん手っ取り早いのは、お店でサイズ直をしてもらうこと。特にサイズの小さい場合は広げたり、金属を追加して拡張しなければいけないので、個人では対処できません。
まずは購入店に指輪のサイズ直しができるかどうかを聞いてみましょう。お店によっては無料でサイズ直しを行ってくれる場合もあります。また、購入店が対応していない場合は、ジュエリーの修理やリメイクができるお店に相談してみるのも良いでしょう。
(2)指輪ストッパーを使う
指輪のサイズが大きい場合は、「指輪ストッパー」というアイテムが販売されていますので、それを使ってみるのもひとつの手です。指輪ストッパーとは、指輪と指の間に滑り止め効果をつくるもので、シリコンタイプやワイヤータイプなどがあります。
(3)ペンダントヘッドとして活用する
どうしてもサイズが合わない場合、手持ちのネックレスに通して、ペンダントヘッドとして活用するのはいかがでしょうか。プレゼントの場合には、相手に「もらったもの使ってるよ!」とアピールできます。
ただし、後々誤解を生まないためにも、プレゼントをくれた相手には正直に「サイズが合いませんでした」と伝えておいたほうがいいでしょうね。
6:まとめ
ネット通販などで欲しいリングが見つかったとき、サイズがわからないと、買いたいのに買えない……という事態にもなります。親指から小指まで、おおよそでも自分のサイズを知っておくと便利ですよ。