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友達に裏切られた!恋愛裏切りエピソードと裏切る人の心理

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

目次

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1:友達に裏切られた…

友達に裏切られた経験は、心の傷として残りますよね。そういった経験をもつ人がどのくらいいるのか、気になります。

そこで今回『Menjoy!』では、20~40代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「友達に裏切られたことはありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・252人(50.4%)

ない・・・248人(49.6%)

約半数の人が、友達から裏切られた経験が「ある」と答えました。友達を裏切る人って、やっぱりいるんですね。そういった人は、いったいどんな心理で人を裏切るのでしょうか。

 

2:人を平気で裏切る人の心理5つ

(1)自分さえ良ければいい

人を裏切る人は、人が傷つくことに、それほど思いを巡らせません。それは「自分が良ければそれでいい」という利己的な考えがあるからです。信じられない裏切りと思われる行為も、やった本人はなんとも思っていないことがよくあります。

(2)対等な関係だと思っていない

友達というのは対等な関係性を指しますが、人によって「自分より下に見ている」ということもあります。人を簡単にけなして、侮辱するタイプがこれに当てはまるでしょう。「あの子なら、たとえ裏切ったとしても何も言ってこない」など相手を安く見ている人、自分と比べて劣っていると考える人は、裏切ることも容易です。

(3)流されやすい

周りの意見に流されやすく、自分をもっていない人も人を裏切ります。周りに流されやすいのは、「嫌われたくない」という思いが強いから。自分に自信がない人ほど目立つことを避けたいので、「周りに同調しておこう」と考えるでしょう。

また、すぐに意見を翻して大局に同調することが裏切り行為になることに気づいてない人もいます。自分を守ることで精一杯で、余裕がないのです。

(4)相手の立場になって発言しない

誰かと会話するときに、自然と「こう発言したら傷つくかな?」「意図と違う読み取られ方をしないかな?」と考えますよね。しかし裏切る人は、相手の立場になって発言しないところがあります。よく考えて発言しないため、「秘密にしておいてね」と言われた話を漏らすなんていうことも。「もし、〇〇になったら……」ということを考えないために、あらぬ誤解を生み、周囲を振り回すという特徴も。

(5)友達を大事にしない

例えば、友達より恋愛が大事なタイプなど、友情を蔑ろにする性格。そんな性格であれば、恋人さえいてくれれば、友達にどう思われようと平気なのかもしれません。裏切り行為を平気でする人にとって、「友達は利用するもの」「その場だけの関係」という認識なのかもしれません。だからこそ、平気で人を裏切られるのでしょう。

 

3:女友達に裏切られた!恋愛エピソード3つ

(1)抜け駆けされた

「友達と一緒の男性を好きになったんです。でも、お互いに好きなことは知っていたので“男性から告白してくるまで待とう”という話になっていました。

そしたらある日、“〇〇ちゃんから告白されて、付き合うことにした”と言われました。でも彼女は私には何も言ってこず、友情関係もそれきり。そのくらいの友情を信じた私がバカだったんですかね……」(Mさん・21歳女性/大学生)

(2)彼氏を紹介して寝取られた

「誰にでも自慢できるカッコいい彼氏ができたので、親友に紹介しました。その場では”いい彼氏できたね”と一緒に喜んでくれたのですが、後日、彼氏のスマホから裸で抱き合っているふたりの写メを発見。親友は悪びれるともなく“向こうから連絡先を聞いてきたから、その流れで”と。ふたりと即、縁を切りました」(Hさん・29歳女性/美容師)

(3)悪口を吹き込まれた

「彼氏と長い倦怠期で、親しい友達に恋愛の相談をしていました。ある日、彼氏から“オレのこと、もう好きじゃないの?”とLINEが届いたんです。聞けば、友達が勝手にあることないこと、喋っていたみたいです。友達が私を裏切ったせいで、彼氏に変な誤解をされて……ホント大変でした」(Hさん・31歳女性/介護士)

 

4:裏切られた傷を癒す名言3選

(1)「多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである」デモクリトス

古代ギリシアの哲学者・デモクリトスが残したとされる言葉。裏切られたときほど、「どうして?」という悲しみは深いものです。誰と接していても、不信になってしまうかもしれません。しかし、遅かれ早かれそのような人間性は明らかになっていたことでしょう。これからのいい出会いに期待するほうが賢明です。

(2)「誰の友にもなろうとする人間は、誰の友人でもない」ヴィルヘルム・ペッファー

ドイツの植物学者、ヴィルヘルム・ペッファーが残したとされる名言です。その場のノリで、あることないことを騒ぎ立てる人っていますよね。そんな人の心理は、「誰からも好かれたい」という思いが隠れているのかも。そんな人ほど、実は「心から信頼できる友達がひとりもいない」ということもあるでしょう。

(3)「握り拳と握手はできない」マハトマ・ガンジー

数多くの名言を残しているインドの政治指導者の言葉のひとつ。長い付き合いの友人の場合、裏切りが判明した場合も冷静に振り返ってみるといいですね。実は誤解が生じているだけかもしれません。これまで長い時間を共有したふたりだからこそ、もう一度話し合ってみるのも、お互いをさらに知るいいきっかけになるかもしれませんよ。

 

5:裏切る人についてのスピリチュアル的な考え方

 

裏切る人のことを恨んだり、それによってネガティブに引き込まれることに、メリットはありません。ましてや「仕返ししてやりたい」「正直者がバカを見るなら、自分も裏切る」なんて考えるのはやめましょう。

人を裏切る人というのは、目先の利益しか考えることができず、心の弱さに向き合うこともできない人。そうやって生きてきたはずですし、これからもそうでしょう。そんな人が幸せになれるでしょうか。

逆に、人に裏切られたときこそが、自分の徳を積むチャンス。裏切られたけれども、それを許せる心の広さを身につければ、居心地のいい未来につながっていくかもしれませんよ。

 

6:友達に裏切られた時こそ前向きに

友達に裏切られた経験があると、立ち直ることが難しいかもしれません。ただ、これから繋がることができるいい人との交流を遠ざけてしまうほど塞ぎ込む必要もないでしょう。

長い人生の中では、人と価値観などが食い違うことも多くあります。「いい経験をさせてもらった」と、深く考え込まず前向きに捉えられるといいですね。