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コンビニ、携帯、スッピンに要注意!?「性犯罪に巻き込まれやすい女の行動」5パターン

吉田奈美

吉田奈美

年末の慌しい時期に突入しましたが、この時期は犯罪も起こりやすい時期。特に女性のみなさんに注意してほしいのが『性犯罪』です。

 

そこで、多くの性犯罪事件の裁判傍聴をしてきた私が、実際の裁判で聞いてきた『なぜその女性をターゲットに選んだか』という被告人の証言からよく出てきた5つの女性の行動をご紹介します。

もちろんこれらのことをカンペキに気をつけていても巻き込まれてしまうことがありますが、できる限りその可能性を減らすべく、防衛しておくべきです。

 

目次

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■いつも同じコンビニに同じような時間帯に行く

強姦などの犯罪を犯す被告人の多くは、事前に『ターゲット』を吟味し、リサーチすることがとても多いんです。そのリサーチ場所として使われることが多いのが『コンビニ』。

性犯罪者は何日間か同じ時間帯(主に深夜帯)のコンビニに出没し、そこに来る女性を観察するケースがあります。

リサーチポイントは、『一人暮らしかどうか』。なのでまず犯罪者に顔を売らないために、同じコンビニ、同じ時間帯に続けて通わないほうが…。

 

また買い物の内容も、『牛乳』『たまご』『テレビ雑誌』『カップめん』『お弁当』『ビール』などの、いかにも一人暮らし女性が買いそうなモノはまとめて買わないなどの防衛も必須。

犯罪者は買い物かごの中から、あなたの生活をひそかに予測しているんです。

 

■近所をスッピン、ジャージなどで出歩くことが多い

いかにも『この近くに住んでいます』というラフすぎる格好で歩いていて、性犯罪者にあとをつけられ家にあがりこまれて…というケースがよくあります。

セクシーすぎる格好はもちろん標的になりがちですが、実はそれ以上に一見女を捨てたと思うような深夜のスッピン、ジャージルックが危険なのは、意外に知られていないことなのでは?

 

■携帯電話をいじりながらor音楽を聴きながら、ゆっくり歩いている

しっかり前を向いて早足でツカツカ歩いている女性はターゲットになりにくいです。

多くの性犯罪者が「この女性に決めた」と思うのは、たいがいゆっくり歩いていて、携帯電話をイジっていたり、ヘッドフォンをしていたり、うしろからつけても気づかないような状況にある女性なんです。

「あ、これ私やってる!」という女性が非常に多いと思いますが、深夜の時間帯だけでもこのような行動は即刻やめるのがベター。

 

■エレベーターでは奥に乗るのがクセになっている

エレベーター内でのわいせつ犯罪も非常に多いですが、そこで狙われる女性の特徴は『真っ先に奥に乗る』こと。

今まで何件もエレベーター内でのわいせつ事件を傍聴しましたが、その中で私が傍聴した限りでは『ボタンの前に立つ女性』が犯罪に巻き込まれた例は知りません(私が傍聴していないだけでボタン前に立っていても犯罪に巻き込まれることはもちろんあると思いますが、可能性は低いと思われます)。

マナーの面でも、エレベーターでは真っ先にボタン前に立つほうがいいと思われますので、もしも『奥に乗りたガール』のみなさんは、自分の行動を気をつけてみてください。

 

■ひとり暮らしでワンルームマンションに住んでいる

こればかりは引っ越さないと仕方ありませんが、できる限り『ひとり暮らしをしている雰囲気』『ワンルームマンションに住んでいる雰囲気』が漂わない行動パターンをするべきです。

たとえば前述の『コンビニ』では、いかにもひとり暮らしの人が買いそうなものを深夜の時間帯に買うのを控えたり、夜中に洗濯機をまわしてベランダに干す習慣をやめたり、そういう小さい変化でターゲットになる危険が軽減されるはず。

 

強制わいせつでもっとも多いのは、家までつけられて、そのままカギを開けると同時に中に一緒に入られてしまうパターン。

ですので、カギを開けるときは毎回必ずうしろを振り返ったり、スピーディーにカギを開ける準備をしてからドアの前に立つといった行動が基本です。

 

また、最近の事件でよく見られるのが『ひとり暮らしの女性のワンルームマンション盗撮』。ドアスコープから中を撮影できる特殊な盗撮カメラが出回っています。

ワンルームマンションですと、構造上、玄関のドアから寝室までが一直線という間取りが多いはず。そこでドアから寝室での着替えシーンを狙って盗撮する犯罪者が急増しています。

防衛するには、ドアスコープの内側に布などをかけて外から覗けないようにするのが効果的。

 

性犯罪の事件に巻き込まれると、裁判でも好奇の目に晒され(性犯罪事件の裁判は大変傍聴人気が高く、毎回ほぼ満員で異様な熱気が…)、つらい思いをするはず。また『ちょっとの薄着』『ちょっとの隙』が『被害者にも非がある』と被害者であるにもかかわらず断罪され、裁判では被告人に有利な情状となってしまいます。

上に挙げたようななんてことのない行動が、裁判ではあなたの『落ち度』となってしまうことも!

できる限りこちら側の『落ち度』をゼロに近づけて、防衛してください。