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中学生男子にありがちな「恋愛がらみの勘違い」5つ

小野陽

小野陽

中学生になると「あいつとあいつが付き合い始めたんだって~」なんて話題がよく出てきたりしませんでした? 

女子と積極的にお付き合いする男子もいれば、反対に、格好良くてモテるのに「女子には興味がない」とそっけない男子もいたりしましたよね。

彼らはいったい、どんなことを考えていたのでしょうか? 

そこで、「中学生男子にありがちな“ボーイズトーク”のテーマ5つ」の記事でもインタビューした、作家の小川康弘氏に、中学生男子の心の内を聞いてみました。

話を聞いてみたところ、実は、中学生男子は恋愛に対して“たくさん勘違いしている”ことが判明しました! そこで、ここではよくある勘違い5つをご紹介していきましょう。

 

目次

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■1:勝手に恋して、勝手に失恋する

「ちょっと優しくされただけで、“もしかしたら俺のことが好きなのかも”と思ってしまう。

反対に、気になっている女子が別の男子に優しくしている場面を見て、“きっとあいつのことが好きに違いない”と判断して、勝手に失恋している」

 

■2:興味がないふりして、実はかなり嬉しい

「“××ちゃんが●●(自分)のことを好きらしいよ”と言われると信じていないフリをしつつ、内心は本気。また、興味がないフリをしつつ、内心では信じられないくらい喜んでいる」

 

■3:思わせぶりな質問を真に受ける

「“好きなタイプの女子は?”など、やたらと話しかけてきたり、思わせぶりな質問をしてくる女子に対し、その子が実は自分と仲のいい友達のことが好きでそいつに近づくための踏み台にされていたり、ただ単にからかわれたりしているだけなのに、てっきり自分のことが好きなんだと早合点して、浮かれてしまっている。

最悪、周りの友達に“俺、彼女できるかも”と触れ回ってしまうことも……」

 

■4:超ポジティブ思考で、女子が自分に好意があると思いこもうとする

「明らかに自分の友達に近づきたくて接触をはかってきているのに、“もしかしたらそれは気のせいで、本当は俺のことが好きなのかも”と前向きに捉えてしまうきらいがある。

また、避けられているのに、“あれはわざとで、本当は俺のことが好きなのかも”と前向きに捉えてしまうきらいがある。とにかく“あれは気のせいで”、“あれはわざとで”を乱発し、“本当は俺のことが好きなのかも”と一度は考える」

 

■5:自分のことを「好き」と言ってくれる女子は、ずっと好きでいてくれると思う

「自分のことを好きと言ってくれる女子が、一生自分のことを好きでいると思っている。で、恥ずかしがって気のないフリを続けているうちに相手の気持ちが冷めてしまっている」

 

いかがでしたか? 中学生時代に好きな男子にアタックして、そっけなくされた経験がある、そこのあなた! もしかしたら実は、彼も内心嬉しかったのかもしれませんね。

 

【参考】

※ 小川康弘・・・1977年2月13日生まれ。作家。芸人時代に文芸誌にて小説を多数発表。著書に短編小説集『かてきょ!』がある。現在、小説の他にテレビ、CM、ライブ等の構成に携わる。

構成で参加しているエレキコミック第21回発表会『有様』が2012年7月12日(木)~16日(月・祝)まで銀座博品館劇場にて開催。ツイッターは@ogawayasu。