恋のなやみに効くメディア

やたら自信過剰な「俺様系」男が多い職業8パターン【3/3】

小野陽

小野陽

自分のことを過大評価する“自信過剰”な男性が多い職業について、『モテない男ナンパ塾&婚活塾』の主宰者である藤田サトシさんにお話をうかがいました。

これまでは、“先生”と呼ばれる職業、議員、警察官、ホスト、“カリスマ”と呼ばれる店のオーナーや人、ロックンローラー、が登場しましたが、今回はどんな職業が登場するのでしょうか。残り2つをご覧ください。

 

■7:父親がそこそこの会社を経営している二代目

父親がそこそこの会社を経営している二代目は自意識過剰な人が多いです。外で働いた経験がなければなおさらです。

なぜなら、まず、経営者の息子は、父親から可愛がられ、過保護に育てられてきたため、わがままになる傾向にあります。そして、父親の会社に入ると社長(父親)からは評価されますし、「二代目は世襲する」とわかっていれば、周りの社員も気を遣います。

こうして、自分自身にたいした実力があるわけではないのに「自分が偉い人間なんだ」と大きく勘違いしてしまい、いつのまにか自信だけは一丁前なお山の大将ができあがるというわけです。

 

■8:一代で急激に成功した起業家

職業というわけではありませんが、一代で急激に成功した、いわゆる成金は得てして自信過剰になりがちです。もちろん堅実な人もいますが、一昔前に話題になったヒルズ族のように、成功して、自分のステイタスを住居や持ち物で誇示しようとする人はその傾向が強いと言えるでしょう。

たとえば、このヒルズ族を例にとるとわかりやすいのですが、六本木ヒルズに住んでいれば、周りは成功者ばかりで、そこに住むだけで、「オレもついに成功者になったんだ」と思い込んでしまうというわけです。

しかし、その勢いは続きません。一時は、飛ぶ鳥を落とす勢いであっても、彼らの多くは、腐敗していき、やがてヒルズからいなくなるのです。

人は貧困からいきなり金持ちとなり、成り上がってしまうと感覚がズレてきます。特に金銭面のズレは顕著で、いつのまにか収支が合わない状態に陥るというのはよくある話。たとえそれまでは勤勉であり、堅実な生き方をしていても、大金が入るとたいていの人は変わってしまいます。いつのまにか、入ってきたお金を使えるだけ使うようになっていくものです。

高級外車を複数所有したりして、車の維持に莫大な資金が必要になり、資産が減っていくというのはよくあるケース。また、成功したと慢心してしまうことで、会社組織もいつのまにか腐敗してしまうということも……。こうして、ついにはヒルズに住み続けることができなくなるというわけです。

 

いかがでしたか? 自信過剰って怖いですよね。自分は偉いつもりでいても、周りからは見透かされている“裸の王様”だったり、自分で自分をコントロールできなくなってしまったり……。二代目になった途端、会社が立ち行かなくなるとか、羽振りの良かった人がいつのまにか消えていた、なんて話はザラに聞きますし。

女性にとって自信に満ち溢れた男性はとっても魅力的に見えます。しかも、お金を持っていたり、成功していればなおさらです。

でも、藤田さんのお話をうかがって、今起こっている現象だけを見て判断してしまうのは危険だということがよくわかりましたね。自信過剰な男には要注意です!

 

【取材協力】

※ モテない男ナンパ塾&婚活塾・塾長 藤田サトシ・・・年間延べ1,000名以上の受講者がある。著書『モテ・バイブル』他多数。