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これだけでOK!外国人男性からの誘いをうまく断る方法

黒井まりこ

黒井まりこM.Kuroi

女性の海外一人旅も珍しくなくなったこの頃。2011年のGoogle検索キーワードでは“女一人旅”が前年比74%増したといいます。

一方、女性の一人旅には「●●を案内するよ」「飲みにいかない」などなど、現地男性からのさまざまな“お誘い”があるという話も聞きます。純粋に出会いを楽しめれば良いのですが、ときには恐ろしいトラブルに繋がる危険性も……。

それでは海外旅行中、現地の男性に誘われたら、どのように断るのがスマートなのでしょうか? スペインとメキシコに計5年滞在した『地球の歩き方』制作スタッフの志田実恵さんにお話を聞きました。

 

目次

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■おひとりさまはアバンチュール希望!?

「海外では、一人旅の女性は“男性との出会いを探している”と見られることも。とくに、ラテン系の国では、一人でいる女性には”声をかけるのがマナー”という雰囲気もあります(笑)。女性は一人でいたら”誘われるもの”と考えて」

本人にソノ気がなくても”出会いを求めている”と見えてしまうようです。では、実際に声をかけられたときの対処法は?

 

■スマートな断り方2つ

(1)左手の薬指には指輪を!

「左手の薬指に指輪をはめて“結婚しているから”と宣言する。男友達に協力してもらってツーショット写真を用意し“どうしてもこの時間に彼が来られなくて”と、パートナーがいることを伝えましょう」

嘘も方便。アバンチュールを希望しないなら、既婚者を装うのもアリです。実際、志田さんも、現地の友人に彼氏のフリをしてもらったことがあるそう。

(2)“NO”の意思表示をはっきりと

「誘いに応じる気がないならきちんと断ること」

ただし、断るときに激昂したりパニックになったりするのはNG。

「あなたのことはとても素敵だと思うけど、私はそういう女じゃないから、私のことをちゃんと尊重してね、という態度がいいと思います」

 

■ついていくのはOKサイン

「“ついていかない”“二人きりにならない”のが鉄則! バーで声をかけられて、誘われるままについていったら、OKにとられてもおかしくないですよね。

海外では日本の常識が通用しないことも沢山ありますが、自分のなかの常識からかけ離れた行動をしないこと。渋谷で男性に声をかけられても、ついてはいかないですよね。海外でも同じです。無謀なことをせず、状況をよく見て」

シチュエーションに流されず、冷静な判断を。

 

■自分のなかの優先順位を決めておく

「以前、メキシコで止むを得ず安いホテルに宿泊したら、深夜、ホテルの受付男性がホテルのカギで部屋に入ってきて、ベッドにまで上がってきたことがありました(笑)。これは極端な例ですが、お金をかけなかったことによりトラブルに遭うこともあります。

一人旅で楽しいことも沢山あるし、色々ないい人に巡り合えることもあります。お金、安全、一人旅の経験といったなかで、何を一番にするのか優先順位を決めておくといいかもしれません」

 

日本とは勝手の違う海外。一人旅に出かける女性はトラブルを避け、ステキな思い出を残してくださいね。

 

【取材協力】

志田実恵・・・エディター/ライター。スペイン、メキシコに計5年滞在。メキシコシティで日本語旅行誌の編集長を4年勤め、2012年7月から日本で『地球の歩き方』 メキシコやスペインの制作に携わる。スペイン&メキシコライフのレポートや、ラテン流ライフスタイル、ファッションなども紹介。