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女子には理解不能?「男子校出身者」にありがちな特徴9個【2/3】

中田綾美

中田綾美A.Nakata

前回の記事では、育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏からのお話をもとに、男子校出身者によくある特徴9個のうち、まずは3個をお届けしました。

今回は、さらに3個の特徴を見ていきましょう!

 

目次

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■4:女性に対する幻想が強い

“中学・高校時代=青春”といった甘酸っぱいイメージもありますが、実態は意外とドロドロしていたり、あるいは味気なかったりするもの。

共学校の男子は、身近で女子の陰湿な派閥争いを見たり、「男子マジウザイ」とか乱暴な言葉遣いを聞いたりして、「女って残酷で下品だよな……」というのを身に沁みて学びます。

他方、男子校生徒の場合、姉妹でもいない限り、女性は“神秘のヴェールに包まれた美しい存在”。卒業後、大学や会社などで、女性と日常的に接するようになっても、なかなかこうした幻想を捨てきれない人もいます。

あなたの意中の人が男子校出身の場合、幻滅されないよう言動には要注意!?

 

■5:趣味を極めている人が多い

ちょっと語弊があるかもしれませんが、“マニア”や“オタク”といった人たちは、男子校出身者に多いのではないでしょうか。

もともと、男性は女性よりも凝り性で“マニア・オタク傾向”が強いといわれています。ただ、共学校で育つと、「女子からキモイと思われるのでは?」という不安から、女性ウケしそうにない分野にのめりこむことにはブレーキがかかりがちです。

ところが、男子校だと、異性の目を気にすることがないので、思い切り自分の好きな世界を追求できます。その結果、ある分野で全国大会レベルのスキルがあったり、その道では有名人だったりすることも少なくありません。

 

■6:自由な発想の持ち主である

これも異性の目を気にしないこととかかわりますが、男子校生徒はオバカなことに首をつっこむのが大好き。

修学旅行でわざと悪徳キャッチセールスに引っかかってみたり、文化祭で女装をしたり、全裸になって胸に“裸猿”と書いて踊ったり、まるで学内で“キング・オブ・バカ”を競い合っているかのごとく、我も我もと奇行に打ってでます。

共学校ではありえません。そんな姿をさらそうものなら、ウケが狙えるどころか、女子から「バッカじゃないの」「キモい」「変態!」などと総スカンをくらってしまいますからね。この点、中学・高校時代にのびのびと“バカ道”を追求した男子校出身者は、悪く言えば“幼い”の一言に尽きますが、ある意味、固定概念に縛られない自由な発想の持ち主ともいえるかもしれません。

 

前回に引き続き、今回も男子校出身者によくある特徴3個をお届けしましたがいかがでしたか? 次回は残り3個の特徴を紹介していきます。

 

【取材協力】

おおたとしまさ・・・育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校を経て、上智大学卒業。リクルートで雑誌編集に携わり、2005年に独立。数々の育児・教育雑誌で監修・企画・編集・執筆を行うほか、講演活動、メディアへの出演も多数。心理カウンセラーの資格、中高の教員免許、私立女子小学校での教員経験がある。著書に『男子校という選択』(日本経済新聞社)などがある。11月には『中学受験という選択』、12月には『女子校という選択』を日本経済新聞出版社から発行予定。

 

【画像】

写真提供:ペイレスイメージズ