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「欲しいのに好きな人ができない」と嘆いている女性のダメな点3つ

三井さおり

三井さおりS.Mitsui

「彼のことを思うと、胸がしめつけられて夜も眠れない……」なんて気持ち、もう随分長いこと感じていないなー、って方も結構いるのではないでしょうか。

人を好きになるハードルは年齢と共にどうしても上がってしまうものですが、だからといってもう一生恋ができないというのは困りもの。「いつだって、できるもんならしてみたい!」というのが、恋ってものですよね。

そこで今回お話を伺ったのが、恋愛カウンセラーの羽林由鶴さん。羽林さんは体重103kgかつ子持ちバツイチという条件にもかかわらず、3年間で5人の男性からプロポーズされた、“やせずに幸せモテ女”。いい出会いがないと嘆く女性のために、アドバイスをいただきました!

 

目次

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■1:最初から好きな人を探すのがダメ

「“彼氏が欲しい気持ちはあるけど、なかなか好きな人ができない”となってしまうのは、最初から好きな人を探すからです。最初に好きかどうかを決めようとすると、難しくなります。大人になればなるほど、最初から好きになれるはずがないです。最初から人がいいなーと思えるのは、ルックスぐらいしかないですから。

最初から好きにならないのは、普通の大人だったらあたりまえのこと。だから悪いことじゃない。だんだん頭のなかで彼のことを意識するようになっていくのが、大人にとっての“好きになる”ということです」

なんとスタート時点の心構えから、見直す必要があるということですね。

 

■2:合コンに頼るのがダメ

「大人になればなるほど、近道したいと思う人が多くなります。最初に決めたほうが楽ですから、最初から正解を求めるようになります。それで、出会いの場である合コンでがんばろうとする。

でも、自分の魅力を、なぜ合コンの場だけで見せようとするのでしょうか? そういう場で花咲ける人はいいけど、あえて自分の魅力を出しにくい場所で頑張り続けている人がすごく多いです。それで結局、相手のこともわからないし、自分のことも伝えられないということを、ただ繰り返しているだけになってしまうんです」

合コンでは大人しかったのに、BBQに行ったらものすごい頼もしかった、なんてことはよくある話。一人ひとりの“持ち味が出せる場”は違うということですね。

 

■3:何でもネットリサーチするのがダメ

「今ではFacebook等を使ってリサーチをかけてる女性も、相当増えてきました。そういう女性は、たとえば彼が日曜に何をしてるか、すごい知ってて、その情報をもとに会話を組み立てようとします。でもやりすぎると、彼は“君にそんなこと言ってないよね。コワイ!”と思われてしまいます。気になる相手には、会話で普通に聞くことが大事です」

たしかに、1クリックで個人情報が取れてしまう時代。リサーチ力は上がるけど、コミュニケーション力は下がる一方という方も多いのではないでしょうか。「送ったメッセージ、既読なのに返事がない!」などと悩んで、眠れない夜を過ごすくらいなら、思い切って直接聞いてみましょう。

 

以上、いかがでしたか?

コミュニケーションツールが増えた今の時代、「実は変なことを普通にやってしまっている」ことも多いと思います。でも、時代を言い訳にはできないのが恋というもの。やってる人はスルッとやってます。

「夏なのに、いい出会いがない」と嘆いているだけでは何も変わりません。今回の羽林先生のアドバイスを実践して、今年こそステキな夏を抱きしめにかかりたいものですね。

 【取材協力】

※ 羽林由鶴・・・テレビ・雑誌等マスコミから大注目の103kgの太め女性恋愛応援カウンセラー。コンプレックスの塊から魅力的になる“やせずに幸せモテ女”という考え方を伝え続ける。著書『癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)『なぜか恋愛だけうまくいかないあなたへ』(青春出版社)など。月額サイト(docomo)『恋愛オンチ脱出診断』が人気。HPにも恋愛アドバイスが満載。