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年下男性から「恋愛対象外」にされちゃうNG言動10個【前編】

中田綾美

中田綾美A.Nakata

近年、芸能ニュース等で女性が年上のカップルが成立することは珍しくありませんよね。株式会社マクロミルが20代男女を対象に実施した“年の差婚”に関するアンケート調査でも、大多数の男性が「年上でも結婚対象」と考えており、およそ3割は「10歳上までOK」と回答していることが明らかになっています。

このように、年齢にこだわらない男性が増えていることは、大変よろこばしい傾向。ただ、現実はあまり甘くないというか、年下男性が年上女性に対してガッカリしてしまうことも、やっぱり少なくないようです。

そこで、恋愛・結婚・人間関係コンサルタントの木村隆志さんからのお話をもとに、年下男性から幻滅される女性の言動10個を2回にわたってお届けしたいと思います。

 

目次

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■1:年齢に関する自虐ネタ

「もう歳だから」「オバちゃんだからね~」「年齢のせいか体力が落ちた」など、年下男性に向かって、年齢にまつわる自虐的ネタを繰り出すのはやめたほうがいいでしょう。

「そんなことないよ」と言われたい魂胆がみえみえで、相手を困らせるだけです。そもそも加齢はポジティブに受け止めるべきことですし、自ら口に出す必要もありません。

 

■2:「私って若いでしょ」アピール

「ねぇ、私いくつに見える? 実は●歳なの~」「この前、“学生さんですか?”って聞かれちゃった~」など、「私、若いでしょ」アピールも痛々しい限りです。

また、「女子力を磨かなきゃ」とか「今日は女子会があるの」など、いい年をして自分を“女子”呼ばわりするのも失笑もの。そもそも男性は“女子”という言葉が嫌いなことが多いので、20歳を超えたらもう“女子”は卒業すべきでしょう。

 

■3:若い女性を意識しすぎ

若い女性を意識しすぎるのも、考えもの。「あの子、若いよね」「若い子には負けるよ」「若い女性には負けてないと思うけどな」など、年下の女性と自分をやたら比較しようとしていると、より老けて見えます。周囲から、「よほど年齢のこと気にしているのだな」と憐れみの目で見られることも……。

若い女性を穏やかな目で見ることができなければ、若い男性からも好かれません。

 

■4:年下男性を子ども扱い

「年上女性は甘えさせてくれるのが魅力」という説がありますが、“甘えさせる”のと“子ども扱い”とは似て非なるものです。

「若いんだから大丈夫」「○○くんはこれからの人だから」「まあまあ(なだめる)」など、子ども扱いされると、年下男性はイラッときます。「若い」は女性にとっては褒め言葉でも、男性にとっては「半人前」というネガティブな意味にも受け取られがちです。年齢にかかわらず、どの男性も“一人前の男”という前提で接してください。

経験やスキルが不足している年下男性に対しては、劣等感を覚えさせずにうまくナビゲートしてこそ、年上女性ならではの魅力が発揮できるのではないでしょうか。

 

■5:自分の恋愛に関しての言い訳、責任転嫁

彼氏がいない、結婚できないことについて、「出会いがない」「いい男がいない」「男運が悪かった」「草食系が多くて」「忙しくて」など、言い訳や責任転嫁が多いのもみっともないです。

こうした言い訳体質は、ただでさえ不興をかいますが、年上女性だとよりいっそう男性を萎えさせます。自分を棚にあげて、周囲の人や状況のせいにする姿勢は、「子どもじみていて、面倒くさいな~」と感じさせるだけ。恋愛から縁遠くても、せめて凛とした姿勢は貫くべきでしょう。

 

年下男性から幻滅される女性の言動10個のうち、まずは5個をお届けしましたがいかがでしたか? 次回は残り5個を紹介したいと思います。

 

【取材協力】

※ 木村隆志(きむら・たかし)・・・恋愛・結婚・人間関係コンサルタント/コラムニスト。名古屋の巨大式場でウエディングプランナーのキャリアを積んだのち独立。ティーンから更年期世代まで、コンサル数は対面だけで通算6000組を突破。著書は『告白女(コクジョ)』、『好感度がアップする プラスひと言会話表現605』、『友活はじめませんか?』、『40歳からはじめる 一生の恋人の見つけ方』など。ご相談は、『恋愛コンサル.net』まで。

 

【参考】

~20代男女に聞く~“年の差婚”に関する調査 – マクロミル

 

【画像】

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